ラクオリア創薬

ラクオリア創薬 株式会社
銘柄ラクオリア創薬(4579)
市場JASDAQグロース
上場日2011/3/25
公募価格(仮条件)(1600円〜2000円)
連結PER(なければ単独)(仮条件PER)(-倍)
主幹事証券大和キャピタル・マーケッツ
公募売り出し総額(仮条件時)(83.2億円〜104.0億円)
時価総額(仮条件時)(207.5億円〜259.3億円)
初値予想レンジ-円
需給度合(S〜D 5段階)C
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)-
中長期保有妙味度(5段階)-
<事業内容

医薬品の研究開発及び開発化合物等のなどの知的財産の導出を行っている。
主として疼痛疾患領域と消化管疾患領域を研究開発の中核と位置付けている。
創薬の化合物の探索となる探索研究、動物を用いて安全性・有効性の確認をする前臨床試験、ヒトでの安全性・有効性安全性の評価をする臨床試験の第?相段階、までを事業領域とし、後期の段階は製薬会社に導出する事を基本としている。

A.疼痛疾患領域

疼痛(とうつう)とは、様々な病気や怪我に伴って発生する痛みの事。治療としては、痛みの原因である病気や怪我の治療は当然ですが、クオリティーオブライフ(人間らしい質のある生活)を著しく低下させる疼痛そのものへの対処も重要となってくる。
鎮痛効果が高く副作用が少なく、さらに長期間使用した場合の安全性にも問題がない、新しい疼痛治療薬が
広く市場では求められており、それに対応すべく開発を行っている。

B.消化管疾患領域

消化管疾患は、感染に伴う炎症、心的ストレス、加齢等の組み合わせにおいて発生し、人が健康的に食事をとり、適切に排泄するという機能に影響を与えている。
代表とする消化管疾患としては、胃食道逆流症、機能性胃腸症過敏性腸症候群、炎症性腸疾患等があげられ、安全性・有効性ともに優れた胃酸分泌抑制薬及び消化管運動改善薬が求められている。

<コメント>

沿革は、日本ファイザー社の旧中央研究所を前身としており、独立時にファイザーグループより支援の一環として出資を受けている。現在ファイザーグループはラクオリヤ創薬株を18.75%(上場にあたり公募増資実施後は13.48%)保有しており、買い増しや経営に関与する考えはないものの純投資として継続的に保有するとしている。

元来、バイオベンチャーIPOは人気がないものの、大手製薬メーカーのファイザーグループが出資している事などはポジティブ材料と言える。しかし、武田薬品の出資で話題となって人気化したキャンバス(4575)は、IPO直後こそ健闘したものの、その後は下落の一途をたどった経緯がある。
現在、新興市場は活況を取り戻しつつあるものの、赤字の創薬ベンチャーで、しかも公募売り出しで100億円規模のIPOが大幅に上昇するかは不透明が残ろう。
今年第1号のIPOとなった駅探は公募価格から98.9%上昇の初値となったものの、今後はIPOも選別が進むと考えられ、同列に考える事はリスクが高いと言わざるを得ない。

<投資戦略>


<上場初日分析>








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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。