ピーエスシー

株式会社 ピーエスシー
銘柄ピーエスシー(3649)
市場JASDAQスタンダード
上場日2011/3/23
公募価格(仮条件)(800円〜1000円)
連結PER(なければ単独)(仮条件PER)(7.5倍〜9.4倍)
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額(仮条件時)(5.3億円〜6.6億円)
時価総額(仮条件時)(15.9億円〜19.9億円)
初値予想レンジ-円
需給度合(S〜D 5段階)S
注目度(S〜C 4段階)C
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)-
中長期保有妙味度(5段階)-
<事業内容

電子カルテや医療用データマネジメントシステムなど、医療システムに特化したソフトウェアを開発している。
「100%社内開発」、「メーカー請負業務なし」がモットー。


1.大規模病院向けソリューション

現状、大規模病院内の紙媒体を完全に廃止する事は、法的制約、電子カルテの実用性が紙カルテに比べて劣る事から困難である。一方で、前述した紙カルテの保管の問題は、医療機関の診察と経営の効率を圧迫しており、この問題に対応した製品を提供している。

A.医療用データマネジメントCLaio

大規模病院向けソリューションの中核的サービス。レントゲン写真、エコー、CTやMRIのデータはもとより、手術動画、診察料、静止画・動画、血液検査のような数値データも含めた医療機関内の汎用データを一元管理するシステム。
大学病院や総合病院を中心に運用されており、検査過程がリアルタイムにデータがサーバーに取り込まれ、どの診療科の端末からも即時に参照、編集が可能な為、診療効率の向上に繋がる。また、「いつ」、「誰が」、「何の」編集を行ったかが記録される為、後日検証する際にも有効に機能する事が特徴。

B.診断書・汎用書類作成システムDocu Maker

診断書、紹介状、各種の証明書等の書類を効率よく作成・保管する、生命協会認定のソフト。

C.紙カルテ・文書アーカイブシステムC-Scan

紙カルテや紙媒体により作成された各種資料をスキャンして電子データ化し、保存・管理するシステム。


2.診療所向けソリューション

受付から診察、診療報酬の請求まで、診療所における主要工程の全てのIT化を支援。
大規模病院向けの上記サービスに加え、レセプトソフト(レセプトとは、医療機関が受け取るべき診療報酬を支払期間に請求する為の請求書)の導入支援、及び電子カルテの提供を行う。

なお、電子カルテシステムは、大規模病院向け電子カルテを有してはいないため他社の製品だが、同社の製品はシームレスに他社製品との連携が可能となっている。

<コメント>

IT化の進展が遅れている医療機関に特化したソフトウェアの開発ということではあるものの、本社は愛媛県で地方のソフトウェアメーカーという事から注目度は低そうだ。時価総額自体が20億円程度しかない事から、需給に不安はないものの、今後成長が持続する強い裏付けがないと長期の保有には(流動性の観点からも)やや不安が残るところ。

<投資戦略>


<上場初日分析>








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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。