坪田ラボ | |
銘柄 | 坪田ラボ(4890) |
市場 | グロース |
上場日 | 2022/6/23 |
公募価格(仮条件) | 470円(450円~470円) |
PER(仮条件PER) | 63.5倍(60.8倍~63.5倍) |
主幹事証券 | SMBC日興 |
公募売出総額(仮条件時) | 20.7億円(19.8億円~20.7億円) |
時価総額(仮条件時) | 118.1億円(113.0億円~118.1億円) |
初値予想レンジ | 550円~700円 |
需給度合(S~D ) | B |
注目度(S~C ) | B |
BB参加推奨度(5段階) | ★★★ |
短期参加妙味度(5段階) | ★★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★★★ |
<事業内容> 近視、ドライアイ、老眼などの治療に係る医薬品、医療機器などの研究開発。 ●近視領域 ・TLG-001(Tsubota-Lab Glassframe-001)[ジンズホールディングス] バイオレットライト(波長360~400nmの可視光)を1日3時間供給することにより、子供の近視を予防するメガネフレーム型近視予防デバイス。バイオレットライトは太陽光に多く含まれるが、室内にはほとんど届かない光。探索治験で安全性を確認しており、医療機器製造販売承認に向け、2023年3月期より最終的な検証治験を行う予定。医療機器製造販売承認をジンズホールディングスが取得し、販売開始する計画。 ・TLM-003(Tsubota Lab Medicine-003) [ロート製薬] 1日1~2回点眼する近視進行予防点眼薬。マウスの動物実験にて効果を証明しており、ロート製薬と治験を行い上市することを計画。 ・TLM-007 血流増大の効果がある緑内障の点眼薬を適用拡大し、近視の進行を予防する点眼薬として開発しています。現在まだ基礎研究段階。 ●ドライアイ領域 ・TLM-001[マルホ] ビタミンD関連物質を主体とした眼軟こうを開発しています。最近増えているタイプのドライアイは目の表面にある油層に影響するものが多いとされており、ビタミンD関連物質が脂腺の機能を回復させることを動物実験と臨床研究によって確認。すでにマルホ社と全世界の導出に関する契約を結んでいます。 ●老眼領域 老眼は加齢による水晶体の硬化で起こるため、代謝からの切り口により医薬品などの開発を進めています。 ●その他 ・TLG-005[大日本住友製薬(現住友ファーマ)](脳関連疾患) 大日本住友製薬(現住友ファーマ)と共同研究契約を締結し、うつ病、認知症、脳疾患の3領域にて非臨床研究を実施しています。バイオレットライトには近視の予防効果に加えて、脳の血流を上昇させることで、うつ病や認知症など脳に対しても効果があることが徐々に解明されています。睡眠改善や集中力増大にも効果が期待されています。 ・TLG-003 (円すい角膜) バイオレットライトが角膜の中に存在するリボフラビン(ビタミンB2)と反応することにより、角膜を硬くして円すい角膜(目の表面の角膜が円すい状にとがり、視力が低下する眼疾患)の進行を予防するメガネ型デバイス。リボフラビン点眼薬との併用による臨床研究を完了し、安全性と有効性を確認しています。研究中に点眼しなくてもいいことを発見しており、それを証明するため特定臨床研究を遂行中。 2022年3月期の売上高構成比は、近視領域65.9%、ドライアイ領域17.1%、老眼領域4.3%、脳領域9.4%、その他3.3%。主な販売先はロート製薬63.6%、マルホ15.6%。 |
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