〜震災後の環境変化に対応させ、「新生日本」で活躍できる企業をピックアップ〜 現在、「東日本大震災」の影響もあり、世界的に景気回復を背景とした株高が進む中、日本株は大きく下落しています。今は良い企業も、そうでない企業も同じように下落しています。 目先の第1Qの決算発表では、震災の影響もあり数字が良くない企業も多いでしょう。 しかし、復興が進んでくる今年度後半には、良い企業とそうでない企業の差がはっきりしてくるのではないでしょうか。当然そのころには株価の2極化が進み、その格差は歴然としている事でしょう。そうなってから、銘柄をあわてて購入したり、入れ替えても遅いのです。 ここにきて、銘柄による株価の格差は徐々に出てきていますが、6ヶ月後、1年後はもっと大きい格差となるのではないでしょうか。 だからこそ、今、正しい銘柄を購入をすることが肝心なのです! |
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株式会社 ピーエスシー | |
銘柄 | ピーエスシー(3649) |
市場 | JASDAQスタンダード |
上場日 | 2011/3/23 |
公募価格 | 1000円 |
公募価格時連結PER | 9.4倍(7.5倍〜9.4倍) |
主幹事証券 | 野村證券 |
直近終値(4/20) | 1020円 |
PER | 10.5倍 |
PBR | 5.43倍 |
需給度合(S〜D 5段階) | S |
注目度(S〜C 4段階) | C |
配当利回り | 1.05% |
短期ディーリング参加妙味度(5段階) | ★★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★★★ |
<事業内容> 電子カルテや医療用データマネジメントシステムなど、医療システムに特化したソフトウェアを開発している。 「100%社内開発」、「メーカー請負業務なし」がモットー。 1.大規模病院向けソリューション 現状、大規模病院内の紙媒体を完全に廃止する事は、法的制約、電子カルテの実用性が紙カルテに比べて劣る事から困難である。一方で、前述した紙カルテの保管の問題は、医療機関の診察と経営の効率を圧迫しており、この問題に対応した製品を提供している。 A.医療用データマネジメントCLaio 大規模病院向けソリューションの中核的サービス。レントゲン写真、エコー、CTやMRIのデータはもとより、手術動画、診察料、静止画・動画、血液検査のような数値データも含めた医療機関内の汎用データを一元管理するシステム。 大学病院や総合病院を中心に運用されており、検査過程がリアルタイムにデータがサーバーに取り込まれ、どの診療科の端末からも即時に参照、編集が可能な為、診療効率の向上に繋がる。また、「いつ」、「誰が」、「何の」編集を行ったかが記録される為、後日検証する際にも有効に機能する事が特徴。 B.診断書・汎用書類作成システムDocu Maker 診断書、紹介状、各種の証明書等の書類を効率よく作成・保管する、生命協会認定のソフト。 C.紙カルテ・文書アーカイブシステムC-Scan 紙カルテや紙媒体により作成された各種資料をスキャンして電子データ化し、保存・管理するシステム。 2.診療所向けソリューション 受付から診察、診療報酬の請求まで、診療所における主要工程の全てのIT化を支援。 大規模病院向けの上記サービスに加え、レセプトソフト(レセプトとは、医療機関が受け取るべき診療報酬を支払期間に請求する為の請求書)の導入支援、及び電子カルテの提供を行う。 なお、電子カルテシステムは、大規模病院向け電子カルテを有してはいないため他社の製品だが、同社の製品はシームレスに他社製品との連携が可能となっている。 |
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<コメント> IT化の進展が遅れている医療機関に特化したソフトウェアの開発ということではあるものの、本社は愛媛県で地方のソフトウェアメーカーという事から注目度は低そうだ。時価総額自体が20億円程度しかない事から、需給に不安はないものの、今後成長が持続する強い裏付けがないと長期の保有には(流動性の観点からも)やや不安が残るところ。 |
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<上場直前時コメント> BBから上場までの間に震災があり、相場状況は一変している。 全体の株式相場は大きく下落し、直近IPOのIRジャパン(6051)も、初値こそ公募価格を上回ったものの、その後は軟調に推移している。 業績が、増収、増益を維持している事、総合病院へのシステム納入実績がある事などから、今後の成長性についてポジティブにとらえる向きもある。 ただ、IPO自体に注目が集まっておらず、短期資金の流入について多くは期待できそうにない。 もし、売り気配スタートで公募価格から大きく売られるようだと、割安感の台頭により投資チャンスが出てきそうだ。 |
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<直近コメント4/20> 震災後の上場(3/23)だったにもかかわらず初値は1020円と公募価格を超えてスタート。その後上場して2日目から出来高は急減、公募価格の1000円を割り込むと901円まで下落した。その後、好業績と割安感から押し目買いが入り、ここにきて再度1000円を超えてきている。 56万5300株と出来高の多かった上場初日のVWAP値は1024円。本日の株価はそれを上回って推移してきている。さすがに一旦売却の出易い水準であるが、ここをこなして上に行くようだと大幅高も期待できよう。 ちなみに先日電話取材をしたところ、震災の影響はほぼないとの事で、今期(2011/12期)の業績の下方修正の懸念は小さいといえよう。 |
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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。