1stホールディングス株式会社(3644)

12月1日にJASDAQスタンダード市場上場の1stホールディングス株式会社(3644)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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1stホールディングス株式会社(3644)
銘柄1stホールディングス株式会社(3644)
市場JASDAQスタンダード市場
上場日2010/12/1
公募価格630円
連結PER(なければ単独)12.1倍
主幹事証券大和キャピタル・マーケッツ
公募売り出し総額63億円
時価総額219億円
初値予想レンジ580円
需給度合(S〜D 5段階)C
注目度(S〜C 4段階)C
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント
2009年11月にウイングアークテクノロジーズ株式会社とグループ会社5社が「1stホールディングス」グループとしてスタート。大手SI企業及び上場企業の情報システム開発の効率化をビジネスとするウイングアークテクノロジーズ株式会社が中心的会社。

企業の納品伝票や請求書といった帳票開発ツールやそれを運用するツールなどのソフト開発であるソフトウエアプロダクト事業が主力事業で、連結売り上げの56.1%を占める。その他は、システムの保守事業が40.3%を占める。利益率も高く取引先も大手企業が殆んどと評価できる一方で個人投資家にはやや分かりづらい業務内容。主要取引先はNECなど。

新株増資を行わない既存株の売り出しのみのIPO案件となっており、VCの株式放出の思惑の強い上場案件。その上、売り出しの規模は100億円近くとなっており、JASDAQとしては大型のIPOとなるため需給的にはやや消化不良が懸念される。




<投資戦略>
公募価格は仮条件の下限で決定した。機関投資家の需要が厳しく、売り出し株数も当初の6割程度となっている。機関投資家は、今後大型IPOとなる大塚HDやポーラオルHDに
にまわった可能性もあろう。
足元では業績は回復基調にあるものの、買い材料とまで評価されるまでにはなりえず、上記にコメントした理由もあり明日は厳しい初値が予測される。
需給も悪化する可能性が大きく初値投資は見送りと考えておきたい。




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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。