ニホンフラッシュ(7820)


明日(2月13日)に東証2部市場上場のニホンフラッシュ(7820)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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ニホンフラッシュ(7820)
銘柄ニホンフラッシュ
市場東証2部市場
上場日2/13
公募価格800円
連結PER(なければ単独)9.01倍
主幹事証券大和証券SMBC
公募売り出し総額9.6億円
時価総額48.8億円
初値予想レンジ700円
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)C
ブックビルディング参加推奨度(5段階)
短期ディーリング参加妙味度(5段階)
中長期保有妙味度(5段階)
<コメント
室内ドア、収納ボックス、及び化粧造作材などの内装システム部材及びプレカット部材の製造、販売を主要な事業としている。完全受注による多品種少量生産が強みで、多様化、個性化が進行する顧客のニーズに対応することができることが特徴。売上全体の77.9%を室内ドアの販売が占める。マンション向けが主体。
今期2008/3期の業績予想は連結ベースで、売上高10,801百万円(19.5%増)、経常利益819百万円(60.6%増)となっている。中間期における進捗率では、それぞれ45.9%、28.9%の達成率となっており、進捗率の低さもさることながら、足元の新設住宅着工戸数も改正建築基準法の影響で低迷していることから、業績の下方修正リスクも今後、意識されそうだ。
また、IPOとしては、成長イメージが小さい東証2部上場銘柄は不人気ということに加え、株式市場でも現在不振を続ける建築関連ということから、個人投資家の敬遠姿勢は強まりそうな案件。

<投資戦略>
公募価格割れの厳しいスタートとなりそうだ。
従来、東証2部のIPOは老舗の地味な業態の企業が多く、成長イメージの小ささから個人投資家の敬遠傾向が強い。同社もそのケースを否定できる魅力に乏しく、現在不人気で、ネガティブ要因の強い住宅関連ということから、公募価格割れは避けられそうにない。
また、株式市場全体を取り巻く環境も厳しいものがあり、PERなどの指標も機能しない可能性が高い。公募価格を割れた場合、需給は苦しくなることからしばらくは値頃感からの安易な投資は控えたい。




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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。