12/12にJASDAQ市場に上場した東山フィルム(4244)の短期ディーリング分析を特別に公開いたします。
本来この情報は本日(12/13)寄り付き(9時)前に、有料会員サイト内で公開されたものです。
弊社の有料会員サイト内では、IPO新規上場銘柄の全銘柄に対し、ブックビルディング情報や投資戦略、また上場後には初日分析から最大で五日目までのテクニカル分析を行っております。
是非、今後の投資活動にご活用下さい。皆様のご利用を心よりお待ちしております。
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東山フィルム(株)(4244) | |
銘柄 | 東山フィルム(株) |
市場 | JASDAQ市場 |
上場日 | 12/12 |
公募価格 | 700円 |
連結PER(なければ単独) | 8.96倍 |
主幹事証券 | 大和証券SMBC |
公募売り出し総額 | 4.9億円 |
時価総額 | 25.3億円 |
初値予想レンジ | 900〜1,000円 |
需給度合い(S〜D 5段階) | S |
注目度(S〜C 4段階) | B |
ブックビルディング参加推奨度(5段階) | ★★★★ |
短期ディーリング参加妙味度(5段階) | ★★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★★ |
<コメント> 光学フィルム・高機能フィルム・絶縁フィルムなど、フィルム等の加工販売が主な事業内容。 フィルムの機能や用途ごとに、コーティング部門、印刷材料部門、電気絶縁・情報材料部門、自販機ディスプレイ部門に分類されている。 コーティング部門では、主にFPD(フラットパネルディスプレイ)用途に向けたポリエステルフィルムのコーティング加工を行っている。 印刷材料部門では、携帯電話などの小型液晶画面部品を生産する際に用いられるセパレーターやPETボトルを再利用した透明耐熱フィルム等の加工販売を行っている。 電気絶縁・情報材料部門では、エアコンのモーターなどに使用される電気絶縁フィルムや携帯電話の生産ラインで使用されるポリエステルフィルムの加工販売を行っている。 自販機ディスプレイ部門では、自動販売機に用いられるディスプレイ用ダミーや広告シートの企画・受託製造・販売を行っている。 今中間決算時点での売上高比率は、コーティング部門:31.6%、印刷材料部門:29.0%、電気絶縁・情報材料部門:25.2%、自販機ディスプレイ部門:14.0%。 今期業績(計画)は、売上高:61.4億円(前期比13.5%増)、経常利益:4.6億円(前期比37.9%増)を見込んでいる。今中間決算では、売上高:31.2億円(進捗率50.8%)、経常利益:3.6億円(進捗率79.6%)となっており、特に利益面での進捗率は営業利益・経常利益ともに非常に高く、今中間決算で既に前期を上回っている。 | |
<投資戦略> 業態は地味な感は否めないが、ここ数年の業績を見ても派手な成長性はないが堅実性が感じられよう。昭和24年創業という事で、歴史も深く、この手の企業は、東証2部上場で公募売り出しもやや多めという企業が多いが、当社は公募売出しはかなり小さめといえよう。 100株単位で、50円額面ということもあり、ディーリング人気は高まりそうにない案件ではあるが、それでも初値が抑制されることが予想されるため、短期的な人気になる可能性も ありそうだ。ただ、初日、初値を超えて大きく上昇できないようだと、注目度が低い銘柄のため、徐々に閉塞感が高まるだろうことも想定しておきたい。 | |
<上場初日分析> (下記2項目は、初日取引を終えての短期、中長期の修正投資評価です。) 短期ディーリング参加推奨度★ 中長期保有妙味度★★★ 初値は予想上限を若干上回る1050円で寄り付いた。直後1150円まで値を上げる局面もあったが、続かず、終値では初値を割り込み、920円で終了した。 今後は、徐々に取引数も減少する可能性が高いと考えられ、初値を割ったことから需給的にも苦しくなりそうで、横ばいから、やや軟調な展開を予想したい。 ファンサメンタルズ的には、妥当圏の上限ぐらいの位置と考えている。 売買参加は、昨日の高値を超える様な局面が出てきた場合のみ考えたいが、可能性は低そうだ。 | |
<上場二日目分> ※会員サイト内で公開しております。 |
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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。