リンクアンドモチベーション(2170)


明日(12月17日)に東証2部市場上場のリンクアンドモチベーション(2170)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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(株)リンクアンドモチベーション(2170)
銘柄(株)リンクアンドモチベーション
市場東証2部市場
上場日12/17
公募価格100,000円
連結PER(なければ単独)17.32倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額13.0億円
時価総額134.0億円
初値予想レンジ17万円〜19万円
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★★
<コメント
「モチベーション」をテーマに掲げた経営コンサルティングが主な事業内容。
コンサルティングの対象として取り上げられる事の無かった「モチベーション」の状態を独自の診断技術により可視化し、その状態に応じて、最適な変革ソリューションの提供を行っている。企業変革に向けた基幹技術を「モチベーションエンジニアリング」とし、教育研修・人事制度・組織風土のコンサルティングを行う「モチベーションマネジメント(組織戦略)」、新卒採用や中途採用に関するコンサルティングを行う「エントリーマネジメント(採用戦略)」、マーケティングやIRに関するコンサルティングを行う「ブランドマネジメント(ブランド戦略)」、オフィスの構築や商業施設構築に関するコンサルティングを行う「プレイスマネジメント(プレイス戦略)」の4つの領域で事業の展開をしている。
今中間決算での売上高比率は、モチベーションマネジメント:45.6%、エントリーマネジメント:34.8%、ブランドマネジメント:9.8%、プレイスマネジメント:7.5%、その他:2.1%、となっている。
今期業績(計画)は、売上高:80.0億円(前期比25.8%増)、経常利益:12.3億円(43.3%増)を見込んでおり、今中間期決算では、売上高:38.9億円(進捗率48.7%)、経常利益:4.8億円(進捗率39.4%)となっている。
今中間期時点での進捗率を見ると、必ずしも順調とは言えない状況。エントリーマネジメントが新卒採用活動の動向に影響を受ける事から、第4四半期に大きく業績を伸ばす傾向にある事を考慮しても、利益面での目標達成には不安が残る水準と考えられる。


<投資戦略>
厳密な意味での同業他社は存在しないと思われる。経営コンサルタント企業が同業他社としてみられているものの、成長力の強さと事業内容のユニークさから、市場では全く別物として評価を受ける可能性もありえそうだ。
従来、IPO市場においては、東証2部銘柄の初値パフォーマンスは総じて低調であるが、同社は東証2部銘柄においては比較的小粒である上、業績モメンタムも強く、売買単位も(公募価格10万円、1株単位)人気の高い取引形態ということから、それなりに初値は上昇しよう。
予想ラインで初値が示現した場合、PERは31倍〜35倍程度となり、同業他社といわれる経営コンサルタントと比較すると割高感は否めないが、同社のユニークな業態を加味すると、ファンダメンタルズ的に充分許容できるのではないかと考える。
現在、直近に上場したIPO銘柄は下落している銘柄が多く、同社も上場直後は波乱含みのボラタイルな動きになりそうだが、短期、中期において注目していきたい企業のひとつであると考えている。



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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。