8月9日に東証1部市場上場のキトー(6409)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。
★会員サイト内、新情報追加のお知らせ
本日より、上場初日取引を終えた時点での株価動向及び株価水準を勘案した「短期ディーリング参加妙味度」と「中長期保有妙味度」の修正評価を追加で公開させて頂いております。
今後も投資家の皆様のお役に立てるよう、より良いサービスを提供していきますので、今後とも宜しくお願いいたします。
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(株)キトー(6409) | |
銘柄 | (株)キトー |
市場 | 東証1部市場 |
上場日 | 8/9 |
公募価格 | 400,000円 |
連結PER(なければ単独) | 16.13倍 |
主幹事証券 | 大和証券SMBC |
公募売り出し総額 | 190.7億円 |
時価総額 | 531.9億円 |
初値予想レンジ | 45万円 |
需給度合い(S〜D 5段階) | C |
注目度(S〜C 4段階) | B |
ブックビルディング参加推奨度(5段階) | ★★★★ |
短期ディーリング参加妙味度(5段階) | ★★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★★ |
<コメント> 巻上機及びクレーン等の製造・販売が主な事業内容。製品としては、標準製品・特殊製品・その他に大別される。 標準製品:顧客のニーズをとらえ規格化した製品で、見込み生産を行っている。主な製品には、電動モータの回転により荷物の巻き上げ下げする「電気チェーンブロック」や、荷物の巻き上げ下げをする媒体としてチェーンではなくワイヤーロープを使用した「ロープホイスト」などがある。 特殊製品:顧客の荷役や環境条件によって異なる、様々なニーズに合わせてオリジナル設計及び制作した製品。 その他:補修用部品の販売や、アフターサービスなどを行っている。 前期での売上構成比は、標準製品:74.6%、特殊製品:21%、その他:4.4%。 前期連結での業績は、売上高:317.9億円(18.2%増)、経常利益:44.1億円(23.7%増)。 当社の特徴として、海外売上高が全体の51.8%と高い割合を占めている事が挙げられる。今後も積極的に海外展開を行う方針で、北米・中国に続いて欧州・インド・ロシア・中南米にも展開していく計画。 今期連結業績では、売上高:356.3億円(12%増)、経常利益:51.7億円(14.6%増)を計画しており、今中間期(予想)では売上高:163.5億円、経常利益:23.7億円となっている。中間期での達成率で見ると売上高・経常利益ともに46%だか、近年の業績伸び率を考慮した場合、順調に推移していると考えられる。 | |
<投資戦略> 需給面にやや難ありか。米カーライルによる再生企業で、JASDAQからの再上場企業という側面もあり、大株主が投資ファンドというところからもIPOとしては敬遠されがち。また、売り出し総額200億円レベルということも今のIPO市場を考えるとやや消化不良懸念を連想させる。しかしながら、事業的には世界景気の拡大に直結する業種でありニッチな 分野で世界的なシェアも高いことから中期的には評価されてくる可能性が高そうだ。本日上場のチャイナボーチが起爆剤となる可能性もあり、明日の動向を注目したい。初値が公募価格より上の位置で予想ライン近辺なら初値買いも妙味がありそうだ。 |
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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。