UBIC(2158)


明日(6/26)に東証マザーズ市場上場のUBIC(2158)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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どなたでも無料でご覧頂けますので、是非ご利用ください。


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(株)UBIC (2158)
銘柄(株)UBIC
市場東証マザーズ市場
上場日6/26
公募価格8,500円
連結PER(なければ単独)32.37倍
主幹事証券三菱UFJ證券
公募売り出し総額10.0億円
時価総額45.2億円
初値予想レンジ17000円以上
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)A
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント
当社は、コンピュータフォレンジックと呼ばれる分野の事業を行っている。
コンピュータフォレンジック ⇒ インシデント・レスポンス(コンピュータやネットアーク等の資源及び環境の不正使用、サービス妨害行為、データの破壊、意図しない情報の開示、並びにそれらに至るための行為(事象)等への事後対応等のこと)や法的紛争・訴訟に際し、電子データの証拠保全及び調査・分析を行い、電子データの改ざん、毀損等についての分析・情報収集を行う一連の科学的調査手法・技術のこと。
当社の事業は、(1)コンピュータフォレンジックサービス(2)フォレンジックツール販売(3)フォレンジックレーニング(4)その他、の4つに区分されており、(1)(2)の二つが主力商品となっている。
コンピュータフォレンジックサービスでは、情報漏えいや内部不正などの問題が発生した際に顧客からの依頼を受けて、提供されたパソコン等を「いつ、誰が、なぜ、どのようなことをしたか等」不正調査の観点から調査し調査結果を顧客に報告するサービスを行う『コンピュータフォレンジック調査サービス』と、米国の訴訟において裁判の審理の前にお互いが証拠を開示して争点の整理を行う際に、顧客や弁護士からの依頼を受けて証拠となりうる電子データを適切な手続きに則り裁判上の決められた期日までに提出できるように支援を行う『ディスカバリ(証拠開示)支援サービス』の2つのサービスを扱っている。
フォレンジックツール販売では、顧客がコンピュータフォレンジック調査を行う上で必要なハードウェア及びソフトウェアの販売を行っている。当社が扱っているフォレンジックツールは米国の企業から日本での独占販売権を取得し、輸入している。
前期中間期での売上構成比は、コンピュータフォレンジックサービス:47.6%・フォレンジックツール販売:48.1%・フォレンジックレーニング:3.5%・その他:0.7%となっている。
平成15年の設立で今期が5期目。設立以来売上高に関しては毎期大幅増を達成しており、前期より黒字転換を果たした。コンピュータフォレンジックの認知度が徐々に上がってきており、官公庁関係や民間企業への販売が増加し、前期売上高は4.8億円・経常利益:1.4億円となっている。
今期は売上高(予想):8.2億円・経常利益(予想):2.3億円を見込んでいる。情報漏えい関連等、企業の管理体制に対する関心は近年益々高まっていることや、当社の前期までの業績伸張率を考えると十分達成可能な数字ではないかと考えられる。


<投資戦略>
本日、上場2日目での寄り付きとなった直近IPOネットインデックス(6634)とインフォテリア(3853)はほぼ高値引けとなったことからIPO銘柄の過熱ぶりは継続しているものと思われる。その中での上場となる当社は元来より評価が高く、その独特な業務内容もあり初値は高騰するものと思われる。上場初日に寄り付かない可能性が高いと思われるが、明日中に寄り付いた場合、初値からさらに上昇する可能性が強く、格好の短期ディーリング対象銘柄になる公算が強い。基本的には2日目以降の寄り付きとなりそこからの勝負と思われる。ただ、初値示現時には相当先までの成長力を織り込んでおり短期的には上昇しても長期的にはその株価を維持できないものと思われるので参加する場合はロスカットをしっかりと設定し、割り切った投資として望みたい。



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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。