インフォテリア(3853)


明日(6/22)に東証マザーズ市場上場のインフォテリア(3853)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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インフォテリア(株) (3853)
銘柄インフォテリア(株)
市場東証マザーズ市場
上場日6/22
公募価格60,000円
連結PER(なければ単独)9.50倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額4.5億円
時価総額33.4億円
初値予想レンジ10万円
需給度合い(S〜D 5段階)
注目度(S〜C 4段階)
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント
XML関連のソフトウェアの開発・販売・サポート・コンサルティング等を行っており、ライセンス・サポート・役務サービス・教育他・ネットサービスの5事業に区分されている。
「ライセンス」が主要事業であり、主力製品の「ASTERIA」は、XML技術を基盤として当社が独自に設計・開発を行った、企業向けのデータ連携用ミドルウェア製品。主にシステムインテグレータ(様々なソフトウェアやハードウェアを組み合わせて特定顧客向けにシステム構築を行う企業)向けにライセンス(使用許諾権)販売を行っている。同製品はASTERIAパートナーと呼ばれる代理店制度による販売がメインで、一部のエンドユーザーについては当社からの直接販売も行っている。
前期中間期での売上構成比は、ライセンス:74.2%、サポート:18.6%、教育他:6.7%、役務サービス:0.5%となっている。
前期連結(実績見込み)売上高:10.0億円(14%増)・経常利益:2.0億円(228%増)。経常利益が大幅増となっているのは、前々期(2006年3月期)にサポート体制構築のための外注費や新製品に向けた社員採用などにより経常利益が減少していたための反動増によるもの。
前期中間期での売上全体のうち松下電工インフォメーションシステムズ(株)に対する売上が約48%と高い割合を占めている。また、受託販売型(特定の顧客向けに製品の開発・販売を行う)ではないため、ライセンスの販売量が増加しても、開発コストはほとんど増加せず利益率は上昇するが、逆にライセンス販売が伸び悩んだ場合には利益圧迫となる可能性も考えられる。ライセンスの売上高が全体の74%と高い割合を占めているだけに、業績に与える影響も大きい。
今期予想では、売上高は27%の大幅増となっているが、経常利益では2.5%減を見込んでおり、今期連結(予想)売上高:12.8億円。経常利益:2.0億円となっている。



<投資戦略>
公募売出しの少なさが最大のポジティブ材料。NTTデータIM(3850)、サイバーコム(3852)、フリービット(3843)など最近急騰している3800番台のIPOということもあり、短期資金を集めそうだ。また、絶対的な投資金額が小さい点も人気を後押ししそう。しかしながら初値が予想ライン以上で示現した場合、同業他社と比較してすでに割安感はなく、あくまでマネーゲームの一環としての物色にとどまりそうだ。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。