ソニーフィナンシャルホールディングス(8729)


明日(10/11)に東証1部市場上場のソニーフィナンシャルホールディングス(8729)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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ソニーフィナンシャルホールディングス(株)(8729)
銘柄ソニーフィナンシャルホールディングス(株)
市場東証1部市場
上場日10/11
公募価格400,000円
連結PER(なければ単独)56.95倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額1,896億円(国内分) 3480億円(海外含)
時価総額8,700億円
初値予想レンジ38万円〜42万円
需給度合い(S〜D 5段階)D
注目度(S〜C 4段階)A
ブックビルディング参加推奨度(5段階)
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)★★★
<コメント
当社は、生命保険事業を取扱うソニー生命株式会社及びSony Life Insurance(Philippines)Corporation、損害保険事業を取扱うソニー損害保険株式会社、銀行事業を取扱うソニー銀行株式会社を連結子会社として保有しており、各事業の経営状況の把握、リスク管理コンプライアンスの強化、事業戦略の策定、グループ間におけるシナジー発揮の促進などを行っている。
また、2007年6月にはソニー銀行の100%子会社としてソニーバンク証券株式会社を設立しており、今期(2008年3月期)から連結子会社とする方針となっております。
前期(2007年3月期)の売上構成比は、生命保険事業:90.7%、損害保険事業:6.7%、銀行事業:2.5%。
今期連結業績(計画)では売上高:8,040億円(前期比5.8%増)・経常利益:260億円(41.6%増)を見込んでいる。
生命保険事業が連結売上高全体の約90%と大きな割合を占めている事に加え、前期の同事業(ソニー生命)の業績は、売上高・経常利益ともに減少となっていることは懸念される。
しかし、今期第1四半期(4〜6月)の連結業績は売上高:2,132億円・経常利益:134億円であり、通期計画に対しての進捗率は売上高で26.5%・経常利益で51.5%と好スタートを切れたと言える。


<投資戦略>
今年のIPOでは最大規模の上場となる。
需給的はよくなさそうだが、機関投資家の評価は高い。
同業他社と考えられる生命保険のT&DHD(8795)のPERは現在49倍と、公募価格段階でのPERが56倍の同社にすでに割安感はないものの、ソニーの金融子会社の上場というプレミアムから充分許容できる水準と考えられる。しかし3000億円以上という大型上場という事実に変わりはなく、短期よりも中長期的投資資金のニーズにあった投資案件となりそうだ。



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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。