ネクソン初値予想です!!



株式会社 ネクソン
銘柄  ネクソン (3659)
市場 東証
上場日 2011/12/14
公募価格(仮条件) 1300円 (1200円〜1400円)
PER(仮条件PER) 17.9倍 (17.9倍〜19.3倍)
主幹事証券 野村證券
公募売出総額(仮条件時) 979.6憶円 (911億円〜981億円)
時価総額(仮条件時) 5530億円 (5530億円〜5955億円)
初値予想レンジ 1400円〜1500円
需給度合(S〜D ) C
注目度(S〜C ) S
BB参加推奨度(5段階) -
短期参加妙味度(5段階) ★★★
中長期保有妙味度(5段階) ★★★
<事業内容


同社グループは、同社を初めとし、連結子会社24社及び関連会社11社で構成されている。

オンラインゲームの制作・開発、配信の事業を行っている。

国内においては同社が、海外においては現地連結子会社が、それぞれ独立した経営単位として各地域において事業を展開している。

報告セグメントとしては「日本」、「韓国」、「中国」、「北米」、「その他」としており、その他のセグメントの区分には英国及びその他欧州が含まれている。

事業区分においては、1.オンライン事業、2.モバイルゲーム事業、3.その他、の3つの区分から成っている。



1.オンラインゲーム事業



オンラインゲームの制作・開発、配信を行う事業。

オンラインゲームは、PC系とコンソール系(家庭用ゲーム機)に大別されているが、同社グループが配信するオンラインゲームはPCをプラットフォームとしたものであり、インターネットを通じてユーザーはプレーする事が出来る。2010年12月期においてはPC系のオンラインゲームが連結売上高の90%を占めている。

代表的なゲームタイトルは「メイプルストーリー」、「マビノギ」、「ダンジョン・アンド・ファイター(日本名アラド戦記)」、「カウンターストライクオンライン」がある。各種ゲームは言語だけでなく、内容も各国地域に合わせてローカライズされている。今年の9月30日現在、日本では28タイトル、韓国では37タイトル、中国では9タイトル、北米では13タイトル配信している。


2.モバイル事業



モバイルゲーム事業部門は、モバイル端末機器である携帯電話、携帯情報端末PDA)、スマートフォン等で行う携帯用ゲームの制作・開発、配信を行う事業。携帯電話の利用料が多い日本及び端末機の普及が進む中国に注目し、また、スマートフォンを中心としたモバイルゲーム市場の形成が見込まれる韓国市場においてモバイル事業を推進。



3.その他事業



オンラインゲーム配信に係るコンサルティング事業、広告事業、並びにマーチャンダイジング事業。



2010年12月期の売上高の構成比は、オンラインゲーム事業92.3%、モバイルゲーム事業2.2%、その他事業5.5%となっている。



<コメント>


当初は米国NASDAQ市場で上場の噂もあった今年再注目のIPO案件。直後に上場となる日興アセットと同じで海外でも公募・売り出しを行うグローバルオファリングとなる。

日本国内ではオンラインゲームは頭打ち傾向にあるものの、全世界で見ると年率19%の伸びを示しており、いまだ成長段階にある。また日本国内においても、人気タイトルである「メイプルストーリー」をニンテンドーDSと「モバゲー」にソーシャルゲームとしてリリースを開始しており新たな展開に期待がかかる。



同社の主力事業であるオンラインゲームは9割が無料ユーザーで構成されている。有料ユーザーは約1割であり、月間平均で10ドル〜20ドルの一人当たりの売上高(ARPU)となっている。グローバルベースでの月間アクティブユーザーは約7700万人。



同社の特徴として、F2P(フリーツープレイ)モデルと呼ばれる基本無料・アイテム課金ゲームが基幹をなしており、現在はモバイル事業の割合は低いものの、スマートフォンタブレット端末の普及によりモバイルでもF2Pモデルのゲームの土台が広がってきている事から今後はモバイルでの成長も期待がかかる。



しかしながら、28日の新聞朝刊で、韓国において1320万人の顧客情報が流出したとの報道がされた。

韓国の26日付の朝鮮日報では、18日にハッキングを受けたことを事を報道しており対応の遅れが指摘されている。流出した情報は、氏名、住民登録番号、ユーザーID、パスワードだが、ネクソン側は住民登録番号とパスワードは暗号処理を施しているため、解読は困難だが、できるだけパスワードを変更する事が望ましいとしている。

すでに本日からブックビルディング期間に入っているものの、場合によっては上場延期の可能性もあり、また上場できたとしても不透明感から従来より買いの手が少なくなる事は間違いないと思われる。

よって、現状ではその推移を見守る事とし、BB参加推奨度においては推奨自体を控えさせて頂く事としたい。



今後の動向においては分かり次第コメント欄でお伝えします。



<投資戦略>


公募価格は1300円と仮条件価格帯の中間値で決定した。韓国での顧客情報流出問題の影響もあってか上限での決定とはならなかった。公開規模は980億円と今年のIPOでは最大級。日興アセットとQ&Aが上場延期となったため上場スケジュールは当初より緩和されているが、現在の相場状況からして初値が大幅上昇できるような楽観できる状態にない。ただ米国ではソーシャルゲーム大手のジンガが同時期に上場を予定しており、相乗効果は期待できよう。本日は下落したものの直近ではグリーなどの株価も出直ってきており、その動向には注目が集まっている。もしネクソンが明日、公募価格を上回る良いスタートを切れれば関連株全体へもポジティブな効果も期待できよう。

ネクソンSNSへの進出は遅れているものの、本業のオンラインゲームでは世界的に展開しており、順調に業績を伸ばしている。そもそもモバイルでゲームをするのが当たり前なのは現状で日本だけであり、そういう意味ではSNS分野の進出はこれからというのも、国際的に展開している同社であれば当然ともいえる。実際ここにきてMobageフェイスブック上でのゲーム展開も開始されている。



2005年に日本法人の子会社が韓国の親会社を買収する形で親子関係を逆転しているものの、今でも開発、売上ともに主力は韓国となっている。現在は日本国籍の企業。



公募価格段階でのPERは17.9倍。グリーのPERは17.1倍とほぼ同じだが売上高や利益の伸びはグリーがはるかに上回っている。ただ、ネクソンは新規ゲームの投入を繰り返さず、積み上げ型の経営を続けており、そういった意味では安定感はあろう。またオンラインゲームにおいて既に国際展開をしている為、各地区へのローカライズノウハウの蓄積もあろう。

そういった事を全てふまえた上でやはりネックになってくるのが公開決定後の顧客情報流出問題だ。

今回、事件発覚からプレスリリースが遅れている事や、その後の報道も殆どなく情報開示の姿勢には疑問が残る。営業優先で上場を強行した感がどうしても拭えないのはマイナス材料。

初値が公募価格を上回ってスタートするようなら、素直に投資してみるのもありと考えたい。



<上場初日分析>








●リブセンス(6054)の本日の終値は、2059円と56円安。



直近IPOで好調な初値を付けたリブセンスの本日の終値は、2059円と56円安になりました。

終値ベースでは安値更新。上場2日目につけた高値の2536円からは、18.8%の下落となっています。

当社の有料サービス内では、12月8日の前場リブセンスの株価2500円の時に、短期の上昇で終わる可能性が高い事をコメントして会員の皆様にお知らせしました。この様に有料会員サービスではIPOの上場後の株価の短期動向についてコメントしています。興味のある方は有料サービスの方も是非参考にしてください。



<リブセンス上場初日分析>  (12/8午前中に会員サイト内に公開した記事です)


上場初日の初値は1800円。その後ほぼ一貫して強い動きとなりストップ高となる2200円で終了した。

上場2日目の本日8日は買い気配でスタート、現在2500円、300円高で取引されている。昨日書いたとおり年末特有のIPOの動きがすでに始まっており、目だったVCなどの持ち株もないため動きも軽い。

目先は強い動きが続く可能性はあるが、短期に終了すると思われ売買参加にはリスク管理の徹底が必要。





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


本当に儲かるIPO投資とは!  

IPO投資で人生を一変させる方法



過去大きく上昇したIPO銘柄

- 上場初値 その後安値 今年の高値 安値からの上昇率
DeNA(2432) 758円 640円 3360円 5.25倍
グリー(3632) 500円 412円 1983円 4.81倍
第一精工(6640) 3200円 865円 4980円 5.76倍
UBIC(2158) 10150円 202円 19000円 94.05倍



上の表は、大化けしたIPO銘柄の一例です。

初値投資は短期的に儲かる事もありますが、その後急落し大損することも珍しくありません。しかし、短期で大きく株価が動くので、上手にその動きを捉えれば一攫千金も夢ではありません。短期で資産を4倍や5倍にして人生を変える事も可能なのです。2007年に上場したUBICは1年前に投資していれば、20倍以上になっています。4銘柄とも上場後、一旦は下落した局面がありましたが、その後大きく上昇しました。ではそんなにうまく実際に投資できるものなのでしょうか。ライジンブルでは、3銘柄、戦略銘柄として推奨しており、大きく成功した実績があります。ライジンブルは、IPO銘柄のリサーチを上場時だけでなくその後も継続する事で有望銘柄を発掘し大きな利益に結び付けています。現在、IPO投資が好きだけど結果が出ていない人は、是非、ライジングブルのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。 



■□■□■□実際にIPO銘柄で成功したライジンブルの実績■□■□■□■□

暴落時の今、何を購入すれば良いのか?」売買シミュレーション

DeNAの売買(保有期間2010年7月23日〜2011年9月6日)




購入理由:怪盗ロワイヤル等自社ゲームが好調で、業績絶好調。買収等を積極的に行っており、海外でも成功を収める可能性に期待。

銘柄 買付日 買付株価 株数 買付金額
DeNA 10/7/23 2,285円 2,300株 525万円



売却理由:モバゲーグローバルによる、いち早い海外展開への期待はあるものの、国内の収益が一部ゲームに偏って頭打ち傾向が鮮明になってきており、利益率の高い自社内製ゲームの比率が低下していた為、一旦売却と判断。



銘柄 売却日 売却株価 売却金額 利益
DeNA 11/9/6 3,750円 862万円 +336万円


ライジングブルの売買シミュレーションサービスにおいて、DeNAを一括購入し、その後大きく利益を確定した成功例です。DeNAはこの例以外にも過去何度も推奨しています。そういった事が出来るのもIPO時から継続して取材を続けているからです。





●「小型株セット」の推奨実績

2009年4月の第一弾「小型株セット」

第一精工が3.48倍、日本通信も2.81倍に上昇しており、平均高値上昇率は2.38倍!

推奨銘柄 推奨株価 推奨後高値 上昇率
第一精工 1,402円 4,800円 3.48倍
日本通信 8,500円 23,900円 2.81倍
日本電波工 1,478円 2,525円 +70.8%
SBIベリトランス 45,300円 70,000円 +54.5%

日本通信は1株→5株の株式分割を実施しており調整した株価で表示

「小型株セット」では、IPO時から継続して取材してきた第一精工を組み入れ、その後大きく上昇しました。



●売買シミュレーション「厳選ポートフォリオ」の現状!

〜3年で資産は2.75倍に拡大中!〜

- 08/10/27 09/3/10 11/11/09 上昇率
厳選ポートフォリオ 473万円 734万円 1,303万円 2.75倍
日経平均 7,162円 7,054円 8,755円 +22.2%

*総評価額とは、組入れ評価額と購入可能現金残高を含めた金額(資産)です。
*総評価額の千円台以下は切り捨てて表示しております。
*この売買シミュレーションは手数料・税金等のコストは計算に入れておりません。
*「厳選ポートフォリオ」と同様の運用を行うには約1000万円の資金が必要となりますが、皆様の運用資産に合わせて購入株数を調節し、同じウェイトにすることで同様の成果が得られます。



厳選ポートフォリオは、2008年のリーマンショックや今年の東日本大震災や欧州危機をも乗り越え着実に資産を増加させています。個人投資家向けにこの様なサービスを低価格で行っているのは当社だけではないでしょうか。



●では、今買うIPO銘柄は何か!



■□■年末年始特別企画!!ライジングブルが推奨する大化け候補銘柄を公開します■□■



第2、第3のグリー、DeNA第一精工となる可能性のある銘柄を現在鋭意取材中、12月には推奨銘柄を有料サービス内で公開予定です。
 



ライジンブルのIPOの有料サービス内容一覧



- コンテンツ コメント
公募 事業内容、コメント、注目度、BB推奨度 対象企業の事業内容から業界動向、業績動向を分析し、BB推奨までを公開。
初値 投資戦略、初値予想、短期推奨、中長期推奨 初値予想から、初値時や寄り付き後の株価の投資戦略などをコメント。
上場後 上場初日分析、売買シミュレーション 上場初日を終了しての株価の分析と今後の短期的な株価予想をコメント。その後、有望銘柄については、長期間に亘り決算説明会や会社訪問をしております。投資の好機と判断した場合は、「戦略銘柄として推奨し売買シミュレーションコンテンツで購入から売却までのタイミングをサポートしております。過去において、第一精工DeNA、グリー、スタートトゥデイなどの成功例があります。



当社のサービスの有料情報は、HPから直接アクセスしてIPOを始めとする株式の各種情報を月額3000円で全てご覧になれます。

内容は、IPO企業の事業内容やBB情報から上場初値予想と投資戦略までを公開しています。

また、それに加えて、上場初日後に短期的な株価分析や売買シミュレーションにおいて有望なIPO株のセカンダリー投資の売買のタイミングをお伝えしています。





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