サンセランデック初値予想

株式会社 サンセイランディック
銘柄  サンセイランディック(3277)
市場 JASDAQスタンダード
上場日 2011/12/13
公募価格(仮条件) 500円 (500円〜600円)
PER(仮条件PER) 7.3倍 (7.3倍〜8.7倍)
主幹事証券 野村證券
公募売出総額(仮条件時) 9.5億円 (8.3億円〜9.9億円)
時価総額(仮条件時) 34.5億円 (34.5億円〜41.4億円)
初値予想レンジ 460円〜500円
需給度合(S〜D ) A
注目度(S〜C ) B
BB参加推奨度(5段階) ★★
短期参加妙味度(5段階) ★★
中長期保有妙味度(5段階) ★★
<事業内容


底地等に係る「不動産販売事業」、戸建注文住宅などの「建築事業」、賃貸物件の管理などの「その他事業」を主たる業務としている。



※底地とは・・・



底地とは、主に「借地権負担付土地」であり、土地所有者が第3者に土地を貸し賃貸料収入を得ている土地の事です。一般的な土地には、土地所有者に「土地所有権と利用権」(完全所有権)がありますが、土地を貸して、その借りた人が土地に家を建てると、地代を払う代わりに「土地の利用権」を得ます。一方、土地所有者は土地の所有権を一時的に失った状態となり、「土地の所有権と地代徴収権」(底地権)を持つ事になります。




1.不動産販売事業



主にひとつの不動産に複数の権利者がいる為、自由な活用が制限されていたり、資産価値が低くなっている物件を土地所有者から買い取り、権利関係を調整する事により、不動産の価値を高めた上で販売する事業を行っている。

ターゲットとなる物件情報は、不動産仲介業者等からの紹介によって収集しており、物件の法的規制や権利関係などの調査を実施し、土地所有者と交渉を行って物件を買い取りを行っている。

その際、同社が土地所有者として当事者になる事で、借地権者とのトラブルを回避しつつ、ソリューションを提供。

また、老朽化して利益が上がらなくなったアパートやビルの居抜き物件を買い取り、空き物件となった土地建物を不動産仲介業者を通じて不動産会社や事業会社、個人に販売している。



2.建築事業



連結子会社である株式会社「One,s Lifeホーム」が、戸建注文住宅・リフォームの企画設計・施工及び管理業務を行っている。



3.その他事業



自社で保有するオフィスビル・マンション・アパートなどの賃貸物件やグループ外の賃貸物件の管理事業、不動産売買・賃貸の仲介事業を行っている。



10年12月期の売上高構成比は、不動産販売事業81.7%、建築事業18%、その他事業0.3%となっている。



<コメント>


不動産関連の上場企業は数多いものの、底地等に関わる権利関係の複雑な物件に特化した事業を行っている。

業務自体は特殊性があり、他の不動産関連企業とは一線を画すものの、不動産の取得資金を主に金融機関から調達しており、有利子負債への依存度が高い。そういう面では従来のマンションデベロッパー型の構造に近いといえよう。資金繰りがスムースなうちは問題がないが、権利関係が複雑な物件を扱うだけに、不動産取得から販売までの回転が落ちてくると状況は厳しくなるとみておきたい。また、権利関係の複雑な物件を扱うだけに、訴訟問題等もリスクもつきまとうが、現状では目立ったその様な例はない。

また同社が取り扱う底地は旧法が適用される底地であり、今後増加する事がない為、数量に限りがあるといえるが、現状では潜在的な市場は相当あると考えられ当面は問題なさそう。



BB案件としては、低PERという事や、事業に特殊性がある事、同じ不動産関連IPOの日本管理(3276)の株価が堅調な事がポジティブ材料といえる。ただ、前述したような不透明要素もあり積極的には推奨し辛い案件といえそうだ。基本的には見送りと考えたい。



<投資戦略>


公募価格は500円と仮条件の下限で決まった。

底地は権利関係が複雑だが、ここにきて世代交代の時期に差し掛かっており相続の関係からも潜在的な需要は多いと思われる。中小企業のM&Aを扱う日本M&A(2127)などをみても長年事業を行ってきた中小企業が、時代の流れや後継者問題などからM&Aの需要が増加している現状があり、老朽化したアパートや雑居ビルを取り扱う底地も同様な状況にある事は想像に難くない。

そういう意味では不動産とはいえニッチで特殊な事業ではある。ただ、複雑な権利関係を調整するのに時間がかかる事は課題といえる。また本来評価すべき買い手である機関投資家が参戦し辛いセクターである事、個人投資家には分かりづらい事業であることから明日の上場初値は抑えられる事になりそう。

また上場後は、ニッチな特殊な不動産会社として評価されるか、不人気な有利子負債に頼る不動産セクターとしての評価になるのかでその後の株価の展開は変わってくると思われる。

現時点では権利関係の調整に時間がかかる事に加え有利子負債に頼る事業リスクのネガティブ材料の方が株価に影響を及ぼす可能性の方が高いと見ておきたい。


<上場初日分析>


有料会員サービス





●リブセンス(6054)の本日の終値は、2115円と8%安。



直近IPOで好調な初値を付けたリブセンスの本日の終値は、2115円と185円安になりました。

終値ベースでは安値更新。上場2日目につけた高値の2536円からは、16.6%の下落となっています。

当社の有料サービス内では、12月8日の前場リブセンスの株価2500円の時に、短期の上昇で終わる可能性が高い事をコメントして会員の皆様にお知らせしました。この様に有料会員サービスではIPOの上場後の株価の短期動向についてコメントしています。興味のある方は有料サービスの方も是非参考にしてください。



<リブセンス上場初日分析>  (12/8午前中に会員サイト内に公開した記事です)


上場初日の初値は1800円。その後ほぼ一貫して強い動きとなりストップ高となる2200円で終了した。

上場2日目の本日8日は買い気配でスタート、現在2500円、300円高で取引されている。昨日書いたとおり年末特有のIPOの動きがすでに始まっており、目だったVCなどの持ち株もないため動きも軽い。

目先は強い動きが続く可能性はあるが、短期に終了すると思われ売買参加にはリスク管理の徹底が必要。








◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

本当に儲かるIPO投資とは!  

IPO投資で人生を一変させる方法



過去大きく上昇したIPO銘柄

- 上場初値 その後安値 今年の高値 安値からの上昇率
DeNA(2432) 758円 640円 3360円 5.25倍
グリー(3632) 500円 412円 1983円 4.81倍
第一精工(6640) 3200円 865円 4980円 5.76倍
UBIC(2158) 10150円 202円 19000円 94.05倍



上の表は、大化けしたIPO銘柄の一例です。

初値投資は短期的に儲かる事もありますが、その後急落し大損することも珍しくありません。しかし、短期で大きく株価が動くので、上手にその動きを捉えれば一攫千金も夢ではありません。短期で資産を4倍や5倍にして人生を変える事も可能なのです。2007年に上場したUBICは1年前に投資していれば、20倍以上になっています。4銘柄とも上場後、一旦は下落した局面がありましたが、その後大きく上昇しました。ではそんなにうまく実際に投資できるものなのでしょうか。ライジンブルでは、3銘柄、戦略銘柄として推奨しており、大きく成功した実績があります。ライジンブルは、IPO銘柄のリサーチを上場時だけでなくその後も継続する事で有望銘柄を発掘し大きな利益に結び付けています。現在、IPO投資が好きだけど結果が出ていない人は、是非、ライジングブルのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。 



■□■□■□実際にIPO銘柄で成功したライジンブルの実績■□■□■□■□

暴落時の今、何を購入すれば良いのか?」売買シミュレーション

DeNAの売買(保有期間2010年7月23日〜2011年9月6日)




購入理由:怪盗ロワイヤル等自社ゲームが好調で、業績絶好調。買収等を積極的に行っており、海外でも成功を収める可能性に期待。

銘柄 買付日 買付株価 株数 買付金額
DeNA 10/7/23 2,285円 2,300株 525万円



売却理由:モバゲーグローバルによる、いち早い海外展開への期待はあるものの、国内の収益が一部ゲームに偏って頭打ち傾向が鮮明になってきており、利益率の高い自社内製ゲームの比率が低下していた為、一旦売却と判断。



銘柄 売却日 売却株価 売却金額 利益
DeNA 11/9/6 3,750円 862万円 +336万円


ライジングブルの売買シミュレーションサービスにおいて、DeNAを一括購入し、その後大きく利益を確定した成功例です。DeNAはこの例以外にも過去何度も推奨しています。そういった事が出来るのもIPO時から継続して取材を続けているからです。





●「小型株セット」の推奨実績

2009年4月の第一弾「小型株セット」

第一精工が3.48倍、日本通信も2.81倍に上昇しており、平均高値上昇率は2.38倍!

推奨銘柄 推奨株価 推奨後高値 上昇率
第一精工 1,402円 4,800円 3.48倍
日本通信 8,500円 23,900円 2.81倍
日本電波工 1,478円 2,525円 +70.8%
SBIベリトランス 45,300円 70,000円 +54.5%

日本通信は1株→5株の株式分割を実施しており調整した株価で表示

「小型株セット」では、IPO時から継続して取材してきた第一精工を組み入れ、その後大きく上昇しました。



●売買シミュレーション「厳選ポートフォリオ」の現状!

〜3年で資産は2.75倍に拡大中!〜

- 08/10/27 09/3/10 11/11/09 上昇率
厳選ポートフォリオ 473万円 734万円 1,303万円 2.75倍
日経平均 7,162円 7,054円 8,755円 +22.2%

*総評価額とは、組入れ評価額と購入可能現金残高を含めた金額(資産)です。
*総評価額の千円台以下は切り捨てて表示しております。
*この売買シミュレーションは手数料・税金等のコストは計算に入れておりません。
*「厳選ポートフォリオ」と同様の運用を行うには約1000万円の資金が必要となりますが、皆様の運用資産に合わせて購入株数を調節し、同じウェイトにすることで同様の成果が得られます。



厳選ポートフォリオは、2008年のリーマンショックや今年の東日本大震災や欧州危機をも乗り越え着実に資産を増加させています。個人投資家向けにこの様なサービスを低価格で行っているのは当社だけではないでしょうか。



●では、今買うIPO銘柄は何か!



■□■年末年始特別企画!!ライジングブルが推奨する大化け候補銘柄を公開します■□■



第2、第3のグリー、DeNA第一精工となる可能性のある銘柄を現在鋭意取材中、12月には推奨銘柄を有料サービス内で公開予定です。
 



ライジンブルのIPOの有料サービス内容一覧



- コンテンツ コメント
公募 事業内容、コメント、注目度、BB推奨度 対象企業の事業内容から業界動向、業績動向を分析し、BB推奨までを公開。
初値 投資戦略、初値予想、短期推奨、中長期推奨 初値予想から、初値時や寄り付き後の株価の投資戦略などをコメント。
上場後 上場初日分析、売買シミュレーション 上場初日を終了しての株価の分析と今後の短期的な株価予想をコメント。その後、有望銘柄については、長期間に亘り決算説明会や会社訪問をしております。投資の好機と判断した場合は、「戦略銘柄として推奨し売買シミュレーションコンテンツで購入から売却までのタイミングをサポートしております。過去において、第一精工DeNA、グリー、スタートトゥデイなどの成功例があります。



当社のサービスの有料情報は、HPから直接アクセスしてIPOを始めとする株式の各種情報を月額3000円で全てご覧になれます。

内容は、IPO企業の事業内容やBB情報から上場初値予想と投資戦略までを公開しています。

また、それに加えて、上場初日後に短期的な株価分析や売買シミュレーションにおいて有望なIPO株のセカンダリー投資の売買のタイミングをお伝えしています。





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3.IPO銘柄は大きく動くので購入したいのだが、何を買えばよいにか分からないし、いつ購入すれば良いのかわからない







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厳選ポートフォリオと同様のコンセプトで運用を行い、100万円の資金を1.5倍、2倍へと成長させていくことを目指して運用を行います。(メール配信あり)
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当社の基幹コンテンツのひとつ。リサーチを重ねた上で中長期(3ヶ月から6ヶ月以上)にわたり大きく上昇が期待できる銘柄を推奨しレポートします。
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マクロ的な日本株市場展望や経済展望のレポートや各セクターの新材料関連のレポートをわかりやすく解説します。
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