9月15日にJASDAQ市場上場のフーマイスターエレクトロニクス(3165)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。
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フーマイスターエレクトロニクス(3165) | |
銘柄 | フーマイスターエレクトロニクス(3165) |
市場 | JASDAQ市場 |
上場日 | 9/15 |
公募価格 | 1000円 |
連結PER(なければ単独) | 6.2倍 |
主幹事証券 | 野村證券 |
公募売り出し総額 | 5.3億円 |
時価総額 | 24.4億円 |
初値予想レンジ | 1000円 |
需給度合い(S〜D 5段階) | S |
注目度(S〜C 4段階) | C |
ブックビルディング参加推奨度(5段階) | ★ |
短期ディーリング参加妙味度(5段階) | ★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★ |
<コメント> 日立グループ及びルネサスエレクトロニクスをはじめとした国内メーカーから仕入れた電子部品・電子材料を、韓国のLGグループをはじめとした海外メーカーへ販売する。 当社の事業は1.半導体事業(23%)2.電子デバイス事業(33%)3.LCDモジュール事業(29%)4.TFTパネル事業(12%)5.電子材料事業(1%)に大別される。 ※()内は2009年9月期の売上高比率 【取り扱い製品、概要】 1.半導体事業 システムLSI、ディスクリート、LCDドライバ、特定用途IC等の半導体を国内電子部品メーカーから仕入れ、液晶ディスプレイや家電等の海外電子機器メーカーに販売(輸出)する。 2.電子デバイス事業 映像・情報メディア関連の電子部品。海外電子機器メーカーからの発注を受けて、国内電子部品メーカーに製品を発注、海外電子機器メーカーに直送する。 3.LCDモジュール事業 LCDモジュール等の電子部品を国内電子部品メーカ御から仕入れ、海外電子機器メーカーに販売(輸出)。 LCDモジュールの主用途は携帯電話であり、現地で海外メーカーからモデル毎にカスタム品としての要求仕様を当社が入手し、国内メーカーとともに検討・開発を行い、販売先に提案していく。 4.TFTパネル事業 液晶ディスプレイ用のTFTパネル。海外電子部品メーカーまたはその日本法人から仕入れ、国内電子機器メーカーへ販売。 5.電子材料事業 薄型パネル用の電子材料を国内電子材料メーカーから仕入れ、海外電子部品メーカーに販売(輸出)。 【国別売上高(2009年9月期)】 韓国:52%、中国:32%、その他(インド、インドネシア、タイ等):2%、日本:14%。 ※売掛金の回収・仕入れ決済はドル建てで行っている(ドル建て比率81.5%)。 【主要販売先(2009年9月期)】 LGグループ:84%、NECグループ:9%、その他5% ※LGグループへの電子部品の販売を主要事業として位置づけており、今後も強化する方針。 今期(2010年9月期)予想は、売上高:1076.3億円(前期比3.2%増)、経常利益:6.2億円(前期比274.7%増)。 第3四半期までの進捗は売上高:767.2億円(71.2%)、経常利益:6.4億円(103%)と、経常利益は既に達成している。ただ、海外売上高が8割を超えているため、為替動向(円高ドル安)に注意を払う必要がある。 | |
<投資戦略> 日立製を多く取り扱う電子部品関連商社で取引先は韓国LGグループが大半。 IPOでは電子部品関連は不人気なケースが目立ち、上場後の株価推移も低調なパターンが多い。今回も同様となる可能性が高そうだ。 ファンダメンタルズから考えた場合、配当利回りが3.5%あり、公募価格段階でPERは6.3倍、PBRも0.5倍、と割安。しかし同業者全体が低評価でもあることから特にポジティブ要因とはなりにくい。それよりもJASDAQ市場上場でありながら低成長、低利益率とIPOとしての魅力が乏しいマイナス面が強く意識されそうで、今回のIPO投資は見送りを基本路線として考えておきたい。 |
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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。