オーウイル(3143)


11月7日にJUSDAQ市場上場のオーウイル(3143)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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オーウイル(3143)
銘柄オーウイル(3143)
市場JUSDAQ市場
上場日11/7
公募価格450円
連結PER(なければ単独)5.4倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額3.8億円
時価総額14.1億円
初値予想レンジ400円〜450円
需給度合い(S〜D 5段階)S
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント
当社は商社として、食品原料の国内販売及び輸出入取引、並びにコンビニエンスストアの運営を行う。
主な取扱商品カテゴリーは下記のとおり。カッコ内は2008年3月期の売上高比率。

1.食品副原料(30.4%)
食品製造・保存・加工に必要不可欠な食品添加物・香料をはじめとして、飲料製造に使用される糖類・ビタミン等の食品副原料を調達し、取引先に供給。
仕入先との関係維持・適正な在庫の保持により安定供給を目指す。

2.乳及び乳製品(20.3%)
飲料製造用の業務用殺菌乳のデリバリー事業を行う。
日本全国に現在20ヶ所の供給拠点があり、その配送地域は日本全国をカバーしている。
商品の有効使用期間が短いため、時間刻みでの納期管理を行っている。

3.飲料製品(19.3%)
大手量販店及びコンビニエンスストア向けプライベートブランド飲料製品を取り扱う。

4.農産物及び同加工品(17.3%)
茶葉、果汁、野菜汁等を取扱う。品質管理に関してはトレーサビリティー残留農薬管理の強化を行っている。

5.FC事業(4.9%)
主力商品のアンテナショップ機能並びに取引先への商品開発に活用すべく、コンビニエンスストアのエリアフランチャイジー事業を展開。大手町・丸の内エリアに特化し、現在6店舗を展開。

6.その他(7.6%)
食品・飲料製造用機械、飲料用珪藻土(濾過剤)及び窒素ガス等の資材の取扱い、化学品・化粧品の欧米への輸出事業などを行う。


前期(2008年3月期)は、売上高:218.8億円(前年比16.0%増)、経常利益:4.0億円(前年比20.8%増)。

今期(2009年3月期)予想は、売上高:243.0億円(前年比11.0%増)、経常利益:4.6億円(前年比14.4%増)。当第1四半期では、売上高:62.9億円(進捗率25.8%)、経常利益1.2億円(進捗率26.5%)とほぼ計画通りに推移していると思われる。
<投資戦略>
同業他社と比較して割高感はないものの、事業内容が食品商社及びコンビニエンス経営ということで、地味な業態であり中長期的な高成長イメージが描きづらく初値の買い人気は限定的なものとなろう。
本日のIPOアサカ理研(5724)も公募価格割れとなっており、引き続きIPOには逆風が吹いている。同社の初値も売り気配スタートが濃厚と考えておきたい。
まだまだ、PERなどの投資尺度で図れる相場ではなく、売買参加は控えた方がよさそうだ。




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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。