日本商業開発(株)(3252)


明日(11月8日)に名証セントレックス市場上場の日本商業開発(3252)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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日本商業開発(株)(3252)
銘柄日本商業開発(株)
市場名証セントレックス市場
上場日11/8
公募価格200,000円
連結PER(なければ単独)7.14倍
主幹事証券インヴァスト証券
公募売り出し総額3.0億円
時価総額22.2億円
初値予想レンジ18万円〜20万円
需給度合い(S〜D 5段階)S
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★★
<コメント
商業施設・駐車場施設・物流施設等の不動産オーナーに代わって「企画・開発」から「運営・管理」までの全てを一貫して行う不動産投資総合代行サービスの提供が主な事業内容。
不動産ソリューション事業、デベロッパー・エージェント事業、その他の事業の計3事業を展開している。主力事業は不動産ソリューション事業で売上高全体の約90%が同事業によるものとなっている。
不動産ソリューション事業では、不動産の取得・開発・売却を行う「不動産投資事業」を取扱うほか、主に委託を受けた資産(不動産や金融資産等)の運用・運営・管理を行う「不動産流動化事業」、また、「不動産開発・再生事業」も行っている。
デベロッパー・エージェント事業では、商業施設等がオープンするまでの企画・開発業務を行う「企画開発事業」、土地オーナーから土地を貸借し商業施設や駐車場など立地に適した用途の提案・土地の転貸を行う事で賃貸料収入を得る「サブリース事業」、商業施設等のオープン後の運営・管理業務を行う「運営・管理事業」を取扱っている。
今期業績(計画)は、売上高:78.3億円(前期比81.8%増)、経常利益:5.2億円(前期比68.4%増)を見込んでいる。今期第1四半期決算では、売上高:23.7億円(進捗率30.2%)、経常利益:4.2億円(進捗率80%)となっており、進捗率で見ると好調に推移している。特に利益面では進捗率が既に80%となっている事から、通期計画を大幅に上回るペースとなっているが、不動産の売買契約が終結した時点ではなく、引渡し時点で売上に計上されるため、引渡し時期の変動(延期や偏重など)によって業績が偏重する可能性があることには注意が必要と言える。


<投資戦略>
今年2月に上場した中広(2139)以来の名証セントレックスへの上場案件となる。
商業施設に特化した不動産開発ということで、特色もあり、足元の業績ならびに中期の業績に対する成長力への期待度は高い。反面、低パフォーマンスを続ける地方の新興市場上場案件ということと、現在、不透明感の強い不動産関連ということで、投資家の敬遠姿勢は強まるものと予想される。
公募売出しは3億円ということで小粒、ロックアップのかかっていないVCの保有株もなく需給は良好で、公募価格段階の株価も割安と見ている。
直近のIPOの株価動向が低迷していることもマイナス点。
一応公募価格割れからの軟調なスタートを予想するが、(もちろんその際は目先の投資は見送り)買い気配スタートになるようだと成長力への評価が想像以上に高まっているものと認識できることから、短期でのディーリング投資妙味が高まることも想定しておきたい。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。