メガロス(2165)


明日(11月9日)にASDAQ市場上場のメガロス(2165)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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(株)メガロス(2165)
銘柄(株)メガロス
市場JASDAQ市場
上場日11/9
公募価格1,600円
連結PER(なければ単独)10.77倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額12.8億円
時価総額60.8億円
初値予想レンジ1600円〜1800円
需給度合い(S〜D 5段階)B
注目度(S〜C 4段階)A
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)★★★
<コメント
主に首都圏を中心に、フィットネスクラブ・スイミングスクール・テニススクール・ゴルフスクール・空手スクール等のスポーツクラブの運営及びスポーツ用品等の販売(インターネット販売を含む)が主な事業内容。
2007年8月末の時点で合計18店舗のスポーツクラブを展開している。
今期業績(計画)は、売上高:129.3億円(前期比1.9%増)、経常利益:10.0億円(前期比15.7%増)を見込んでいる。売上高に対して経常利益の伸び率が高くなっているのは、業務効率の改善による人件費削減の効果や期間満了によるリース料の削減効果を見込んでいるため。
今期中間期決算時点での業績は、売上高:64.4億円(進捗率49.7%)、経常利益:6.6億円(進捗率66.6%)であり、計画に対する進捗率としては順調といえる。
前期(2007年3月期)中に新規オープンした1店舗の業績が通期で反映されてくる事や、更に1店舗が今期中(2007年11月)に新規オープンする事で業績をどこまで伸ばせるかという点が注目される。
ロックアップの対象となっているとはいえVCの保有株数が多く、ロックアップの解除される6ヶ月後を目途に需給に不安が出てくる事が考えられるものの、上場時においては特に意識する必要はなさそう。


<投資戦略>
公募売り出し額のサイズは、12.8億と最近のIPOではやや大きめ。しかしVCを始めとする大株主には全てロックアップがかかっており、また、フィットネスの株主優待期待や配当目当ての購入需要が期待できることから、見かけよりも需給は悪くはなさそうだ。
ただ、今期の業績の伸びは1桁予想にとどまっており、また、同業のフィットネスクラブを運営する企業に下方修正が目立つことはマイナスイメージ。同業他社と比較すると顧客の支持を得て成長しているものの、業界全体の苦戦が伝えられるなかでは自ずと限界もあると考えられる。
新興市場、及び直近IPO銘柄が再び調整に入っており、このような環境の中、大きく上昇を期待することは難しそうだ。ここにきて初値を下回るIPO銘柄が散見されており、セカンダリーでじっくりと買い向かいたいむきもある。
初値が公募価格を割った場合はもちろんだが、上回った場合もすんなりと上昇するとは考えづらいため、購入するとしても、上場後株価が落ち着いたところを中長期目的で購入すると言うスタンスが求められそうだ。



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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。