リアルコム(3856)


9月19日に東証マザーズ市場上場のリアルコム(3856)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


今後も投資家の皆様のお役に立てるよう、より良いサービスを提供していきますので、今後とも宜しくお願いいたします。


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リアルコム(株)(3856)
銘柄リアルコム(株)
市場東証マザーズ市場
上場日9/19
公募価格270,000円
連結PER(なければ単独)21.82倍
主幹事証券新光証券
公募売り出し総額8.1億円
時価総額43.2億円
初値予想レンジ24万3000円
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)★★★
<コメント
ECMエンタープライズコンテンツマネジメント)構築に必要な全ての要素をワンストップで提供している。
ECM⇒文書管理やグループウェアなど個別に活用されていた各システムを、統合された基盤のうえで実現する(情報共有システムの全体的な統合管理する)事で、効率的な情報の共有、内部統制、個人情報保護といったコンプライアンスの向上を図るもの。
ECMを実現するための各種ソフトウェアの開発及び販売を行う「ソフトウェアライセンス」、当社製品をユーザー企業に導入する際のシステムカスタマイズや導入後のシステム改善などを行う「システムインテグレーション」、当社製品の導入前・導入時・導入後等それぞれのステージにおいてECMの戦略立案支援・導入支援・定着支援を行う「ビジネスコンサルティング」、製品導入後の保守やトラブル時の対応などのアフターサービスを行う「運用保守」、当社の製品やサービスを提供する際に必要な他社のハードウェアや検索エンジン・データベース等のソフトウェアの仕入販売などを行う「その他」の、計5事業に大別される。
前期(2007年6月期)中間期での売上高比率は、ソフトウェアライセンス:22.2%、システムインテグレーション:43.7%、ビジネスコンサルティング:15.2%、運用保守:18.3%、その他:0.4%となっている。
前期連結業績は、売上高:13.3億円・経常利益:1.9億円。(※連結業績による開示は前期から) 今期計画(連結)は、売上高:18.5億円(前期比38.7%増)・経常利益:3.3億円(70.2%増)を見込んでいる。
伸び率にバラつきはあるものの、ここ数年で業績は順調に拡大してきているが、売上高の大半(前期では約65%)が下半期(1月〜6月)に偏重している事はリスク要因として挙げられる。今期も大幅増収増益を見込んでいることから、第1四半期や中間期での進捗率が気になるところと言える。


<投資戦略>
前日のIPOでは、相場全体が悪かったとはいえ、需給、業績ともに好調だったニックス(4243)が公募価格割れするなど、IPOの投資家離れが依然進んでいる。本日の日経新聞朝刊の記事の、IPOの公募価格も5銘柄連続、もIPOのネガティブイメージに拍車をかけている。ここ1年間のIPOは魅力がない企業でも、需給が良い企業は買い気配スタートが当たり前だったが、今は逆に心理面の厭戦気分からその逆の状況が続いている模様だが、セカンダリー投資のチャンスは近そうだ。本日、リアルコムの寄り前状況は10万円近辺の完全合致だったが、公募価格△10%の24万3000円近辺では寄り付くのではないかと考えている。



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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。