株式会社 カイオム・バイオサイエンス | |
銘柄 | カイオム(4583) |
市場 | 東証マザーズ |
上場日 | 2011/12/20 |
公募価格(仮条件) | (2100円〜2700円) |
PER(仮条件PER) | (102.5倍〜131.8倍) |
主幹事証券 | 大和キャピタル・マーケッツ |
公募売出総額(仮条件時) | (16.3億円〜21.0億円) |
時価総額(仮条件時) | (43.0億円〜55.2億円) |
初値予想レンジ | -円 |
需給度合(S〜D ) | B |
注目度(S〜C ) | B |
BB参加推奨度(5段階) | ★ |
短期参加妙味度(5段階) | - |
中長期保有妙味度(5段階) | - |
<事業内容> 独自の創薬基盤技術であるADLib(アドリブ)システムを核として、抗体医薬品の研究開発支援及び研究開発をしており、創薬アライアンス事業、リード抗体ライセンスアウト事業、基盤技術ライセンス事業の3事業を有している創薬ベンチャー 創薬アライアンス事業 製薬企業等と提携して治療用医薬品開発を目的とした抗体を共同研究し又は委託を受けて研究する事業 リード抗体ライセンスアウト事業 新規抗原・メカニズムに基づく特異的抗体の作成を行い、製薬企業等に早期のライセンスアウトを行う事業 基盤技術ライセンス事業 ADLibシステムを製薬企業等にライセンス提供し、製薬企業自らが研究開発を行う事業。 2011年3月期のセクター別の売上高構成比は、創薬アライアンス事業97.5%、リード抗体ライセンスアウト事業-%、基盤技術ライセンス事業2.5%となっている。 | |
<コメント> 抗体医薬品とは、人が本来持っている、細菌やウィルスなどを抗体たんぱく質が攻撃するという身体を守る反応を医薬品に生かしたものです。 抗体医薬品は、比較的歴史は新しく1980年代から研究が始まり、正常な細胞まで破壊する従来の抗がん剤と違い副作用の少ない治療薬として注目されています。 市場調査会社のデータモニター社の資料によると、抗体医薬品の世界の市場規模は、2001年の40億ドルから2009年には9倍以上の364億ドルとなり、約30種類販売されています。今後も年間10%ずつ成長し2015年には627億ドルに達すると推定されています。 IPOにおいては最も不人気の部類に入る創薬バイオベンチャーであるが、同社は今期黒字化を予想しており、単月では8、9月はすでに黒字化を達成している。しかし通期予想のPERは100倍以上となっておりその評価は難しい。公募売り出しも20億円以上あり、他のIPOの上場も前後に相次ぐ事から需給的には消化不良懸念が残る。よってBB推奨度は1つ星とした。 | |
<投資戦略> | |
<上場初日分析> |