エス・ディー・エス バイオテック(4952)


12月8日にJUSDAQ市場上場予定のエス・ディー・エス バイオテック(4952)のブックビルディング情報を公開いたします。投資戦略に関しては追って公開する予定です。


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エス・ディー・エス バイオテック(4952)
銘柄エス・ディー・エス バイオテック(4952)
市場JUSDAQ市場
上場日12/8
公募価格750円〜900円
連結PER(なければ単独)9.6倍〜11.5倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額9.0億円〜10.8億円
時価総額58.5億円〜70.2億円
初値予想レンジ-円
需給度合い(S〜D 5段階)B
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)-
中長期保有妙味度(5段階)-
<コメント
農薬の有効成分(原体)及び原体と補助成分を混ぜ合わせて様々な剤型(粉・顆粒・液等)にした農薬(製剤)の研究開発、製造及び販売が主たる業務。

品目別売上高比率(2007年12月期)は殺菌剤40.5%、水稲除草剤31.8%、緑化関連剤15.2%、殺虫剤7.4%、その他4.9%。

当社の特徴は、農薬の有効成分(原体)の研究開発に重点を置いていること、横浜工場において製造しているダコニール原体及び製剤を除き、基本的に製造行為を外部に委託していることがある。
委託製品の売上高に占める割合は現在60%。

日本の農薬の流通ルートは、各JAを主体とする「系統ルート」と多農薬メーカーとその系列となる販売会社を中心とする「商系ルート」の二つに大きく分かれる。当社製品は多農薬メーカーや全農へ販売され、上記の両流通ルートを通じて農家等の末端ユーザーへ供される。
海外販売においては、各国の現地販売会社を通じた販売と特定顧客への直接販売が中心となる。

大口の販売先への販売比率が高く、07年12月期における当社の売上高に占める上位10社の割合は約70%となっており、とくに上位3社で約40%を占めていることには留意しておきたい。
とくにシンジェンタグループ向けの比率が14.5%と高い比率にある。

前期(2007年12月期)は、売上高:117.5億円、経常利益:10.4億円。

今期(2008年12月期)予想は、売上高:128.8億円(前年比9.6%増)、経常利益:10.5億円(前年比8.2%増)と増収増益を計画している。

当社の農薬事業は売上に季節性があるとともに、農薬の販売は気象条件の変動に左右されやすい傾向がある。
農薬製造のピークは冬から春にかけて集中し、売上は10月〜3月、とくに第4四半期(10月から12月)に偏る傾向がある。