一建設(3268)

12月25日にJUSDAQ市場上場の一建設(3268)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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一建設(3268)
銘柄一建設(3268)
市場JUSDAQ市場
上場日12/25
公募価格2300円
連結PER(なければ単独)7.9倍
主幹事証券三菱UFJ証券
公募売り出し総額100.0億円
時価総額656.9億円
初値予想レンジ公募価格割れ
需給度合い(S〜D 5段階)C
注目度(S〜C 4段階)C
ブックビルディング参加推奨度(5段階)
短期ディーリング参加妙味度(5段階)
中長期保有妙味度(5段階)
<コメント
戸建分譲を中心に、マンション分譲、土地分譲、請負工事及びその他付随業務を展開。

戸建分譲
関東一都六県及び主要地方都市である仙台、名古屋、大阪、福岡といった人口が多く需要が見込める地域を中心に、若年層の一次取得者をターゲットとして建売分譲住宅を供給。
地域密着型店舗運営を行っており、09年10月末現在、85店舗で営業を行っている。
土地の仕入から造成、企画、設計、施工、販売、アフターサービスまでの一貫システムを構築。事業の効率化を図るとともに、直接施工及びスケールメリットによる建築コストの低減を図る。

2009年1月期での決済棟数は6117棟であり、売上高の93.5%を占める。

マンション分譲
リスクを限定するため戸建分譲売上高の5%程度を目安にマンション分譲用地を取得、開発分譲を行う。
企画にあたっては、用地取得から販売ダイキンの回収までを1年以内で完了することが可能なプロジェクトに主眼を据え、あまり大規模な開発を行わないことによりリスク軽減と資金の効率化を図る。
顧客としては若年層の一次取得者をターゲットとしており、間取りは2LDK及び3LDKを中心にファミリータイプ型を主力商品として供給。

2009年1月期での決済棟数は211戸であり、売上高比率は3.2%。

同社では自社販売部門を設けておらず、戸建は地元仲介業者、マンションは販売代理業者を通じて販売を行っている。(仲介業者の情報活用と、人件費・広告費削減のため)


前期(2009年1月期)は、売上高:1772.8億円、経常利益:57.3億円。

今期(2010年1月期)予想は、売上高:1916.8億円(前年比8.1%増)、経常利益:130.3億円(前年比127.3%増)と増収増益を見込んでいる。
今期第2四半期までの進捗は、売上高:52.7%、経常利益:50.4%と順調に推移している。

ただ、不動産業界においては、住宅着工の減少・住宅取得意欲の減退・金融機関の融資姿勢の厳格化など引き続き厳しい状態である。当社の業績だけでなく、不動産市況にも十分配慮したい。
<投資戦略>
順調に上昇した日本海洋掘削に対し本日上場のヤーマンはストップ安まで下落するなどIPOに対する投資家の選別の眼は厳しく、そういう意味では明日の一建設の上場は厳しいスタートとなりそうだ。戸建分譲などの同業他社は足元で持ち直しがみえるものの、新規住宅着工戸数などはいまだはっきりとした底打ち感はみられず、投資家のこのセクターに対するアレルギーも強いと考えられる。加えて公開規模は100億円とJASDAQ市場では大型で消化不良の懸念も残る。以上のことから今回の投資案件は見送りがベターと考えたい。




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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。