10月30日に東証、名証2部市場上場の電算システム(3630)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。
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電算システム(3630) | |
銘柄 | 電算システム(3630) |
市場 | 東証、名証2部市場 |
上場日 | 10/30 |
公募価格 | 850円 |
連結PER(なければ単独) | 5.7倍 |
主幹事証券 | 野村證券 |
公募売り出し総額 | 9.3億円 |
時価総額 | 39.2億円 |
初値予想レンジ | 750円〜800円 |
需給度合い(S〜D 5段階) | A |
注目度(S〜C 4段階) | B |
ブックビルディング参加推奨度(5段階) | ★ |
短期ディーリング参加妙味度(5段階) | ★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★ |
<コメント> 当社グループは、当社、子会社(システムアイシー)及び関連会社(システムエンジニアリング)の3社で構成されており、独立系の総合型情報処理サービス企業として、情報サービス事業と収納代行サービス事業を展開。 2007年12月期での売上高比率は、情報サービス事業67.8%、収納代行サービス事業32.1%。 *情報サービス事業 以下の4つのサービスで構成されている。 1.情報処理サービス (ガソリン・ガス販売業者向けにシステム保守・運用業務、食品通信販売取り扱い企業向けにビジネスプロセスアウトソーシング) 2.システムソリューション (システム開発・技術者派遣とシステムアウトソーシング) 3.システムインテグレーション (ソフトウェアプロダクト製品組込とカスタマイズ、アプリケーション開発組込、IT教育・研修) 4.商品販売 (ユーザからの求めに応じてシステム機器・OA機器やサプライ用品を調達、販売) *収納代行サービス事業 コンビニ収納代行サービスを中心に以下のサービスメニュー構成で展開している。 ・コンビニ収納代行サービス (大手から中小コンビニまで全国4万3000店舗で代金・料金を回収できる) ・郵便振替代行サービス (コンビニが少ない地域でも、全国約2万5000箇所の郵便局で回収できる) ・クレジットカード決済代行サービス (VISA、Master、JCB、AMEX、ダイナースで決済可) ・インターネット代金収納サービス (「払込票を利用しない」コンビニ収納として提供) ・口座振替サービス (当社グループが金融機関と収納事業者の間に介在し、口座振替処理を代行する) ・請求書作成代行サービス (多様なフォーマットの請求書払込票を印刷、封入封緘、郵送までを代行) コンビニでの料金支払いを大手だけでなく中小の地域コンビニでも可能。 また、大手コンビニと直接収納代行業務委託契約を結べないネットショップなどの中小規模事業者に対しても、大小問わずすべてのコンビニの窓口として利用できるサービスとなっている。 前期(2007年12月期)の業績は、売上高:160.9億円、経常利益:8.6億円。 今期(2008年12月期)予想では、売上高:177.1億円(前年比10.0%増)、経常利益:10.0億円(前年比16.7%増)。 中間期は売上高:78.8億円(進捗率44.5%)、経常利益:2.3億円(進捗率44.9%)と進捗率は若干低めとなっている。 | |
<投資戦略> 上場市場が総じてIPO株価パフォーマンスの悪い、東証、名証2部上場ということで、上場初日の個人投資家人気は高まらないことが予想される。 東証2部に直接上場するIPO銘柄は老舗の安定企業が多く、成長性を重視しがちなIPOにおいて不人気となる傾向が強い。同社もそのカテゴリーに属することを明確に否定するものではなく厳しいスタートを強いられそうだ。 事業内容も、特に目新しさはなく、PERの割安感だけで初値が公募価格より大幅に上昇することは今の相場では難しいと考えておきたい。 |
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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。