ソーバル(2186)


12月12日、JUSDAQ市場に上場したソーバル(2186)の上場初日分析を特別公開いたします。
ソーバル(2186)の上場二日目分析は、会員サイト内で16日寄り前に公開いたします。

IPO市場では、久々となる大型上場銘柄グリー(3632)が注目を集めております。
会員サイト内では、上場前日に投資戦略を公開。上場後も、初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。
是非、ご利用ください。


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ソーバル(2186)
銘柄ソーバル(2186)
市場JUSDAQ市場
上場日12/12
公募価格600円
連結PER(なければ単独)3.3倍
主幹事証券大和証券SMBC
公募売り出し総額2.5億円
時価総額12.9億円
初値予想レンジ620円〜650円
需給度合い(S〜D 5段階)<訂正>B (誤)→S(正)
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★★
<コメント
ファームウェア、ソフトウェア並びにハードウェアの開発及び評価に関するサービスを、当社従業員の特定人材派遣及び業務請負により提供するエンジニアリング事業が売上高の98%を占める主たる事業。
また、その他事業として「RFID」(非接触型の自動認識技術であり、物流・在庫管理等に利用)分野に関する製品の製造、販売及びソリューションの提供を行う。

*エンジニアリング事業
主にデジタル製品(デジカメ、複合機、プリンタ、映像機器等)メーカーに対し、ファームウェア、ソフトウェア並びにハードウェアの「開発」を支援するサービスを提供。
同時に、開発中の試作品の不具合や仕様誤りをプログラムレベルで評価・検証したり、生産前の製品の品質評価をする「評価」サービスも併せて提供している。

サービス形態として特定派遣形態(顧客企業の技術部門へ当社従業員であるエンジニアを派遣する)と業務請負形態(顧客企業から業務の委託を受け、当社のエンジニアが、当社の指揮命令の下に開発を行い、成果物の提供を行う)がある。

サービス形態の割合としては特定派遣形態68.3%、業務請負形態31.6%。

取引実績にはキヤノンソニーがあり、総販売実績における割合はそれぞれ77.5%、14.2%とこの2社だけで91.7%を占めている。
キヤノンの割合が大きすぎることから、現在ソニーへ積極営業を展開している。

今後はデジタル製品メーカーに加え、情報通信分野、自動車、医療の分野にも注力していく予定。


前期(2008年2月期)は、売上高:63.8億円、経常利益:6.3億円。

今期(2009年12月期)予想は、売上高:70.0億円(前年比9.6%)、経常利益:7.0億円(前年比10.3%)を見込んでおり、中間期での進捗率動向は売上高49.2%、経常利益63.8%と概ね順調に推移している。
<投資戦略>
主幹事が今年上場後10ヶ月で破綻したモリモト(8899)の大和証券SBの案件ということで、個人投資家離れが懸念されそうだ。
また、売上高比率のうちキャノン向けが77.5%、ソニー向けが14.2%ということも業績悪化が伝えられる両社だけに、ソーバルにとってもネガティブなイメージがつきまといそう。
しかし、公募価格は600円とかなりプライスダウンされた状況で決定されており、かなり割安な水準。業績も14年連続増収増益、21年連続黒字を続けている無借金経営の優良企業であり、長期的には投資の対象に充分なりえそうだ。
また本日、直近IPOのホシザキ電機(6465)、らでぃっしゅぼーや(3146)が公募価格を上回り大幅上昇を演じている。IPO市場においても相場熱に変化が見られ、今夜のNY市場が落ち着きを維持できれば明日は買い気配スタートを予想したい。
600円近辺で初値が示現するようだと、短期的にも売買参加は有効であると考えている。
初値、公募価格を割らない限り、値幅取りにチャレンジするのも良さそうだ。



<上場初日分析>
(下記2項目は、初日取引を終えての短期、中長期の修正投資評価です。)
短期ディーリング参加推奨度:★★★★
中長期保有妙味度:★★★★
値は640円と公募価格より上で寄り付いた。終始公募価格の600円及び初値より上の位置で取引されており、終値も671円としっかり終わっていることから需給は良好。
また配当利回りも7.89%と高利回りになっており、割安なことから中期的にも物色されそうだ



<上場二日目分析>
会員サイト内で12/16寄り前に公開予定




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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。