デジタルハーツ(3620)


明日(2月1日)に東証マザーズ市場上場のデジタルハーツ(3620)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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デジタルハーツ(3620)
銘柄デジタルハーツ
市場東証マザーズ市場
上場日2/1
公募価格185,000円
連結PER(なければ単独)18.94倍
主幹事証券三菱UFJ証券
公募売り出し総額6.4億円
時価総額34.5億円
初値予想レンジ35万円〜38万円
需給度合い(S〜D 5段階)S
注目度(S〜C 4段階)A
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント
ソフトウェア開発会社に対して、ソフトウェアの製作過程における動作テストを実施し、仕様の設計ミスや製作過程でのプログラミングミス等の不具合を抽出・報告する「デバックサービス」が主な事業内容。
動作テストを行う対象製品別に事業部門が区分されており、家庭用ゲームソフトウェア向けの「コンシューマゲームリレーション事業部門」、NTTドコモ・au・ソフトバンクなどの主要キャリア向けに配信されるコンテンツや携帯電話本体に組み込まれたソフトウェア向けの「モバイルリレーション事業部門」、パチンコ・パチスロ機等の遊技機向けの「アミューズメント機器リレーション事業部門」の計3部門を展開している。
主力事業部門は「コンシューマゲームリレーション事業部門」で、今中間決算での売上高の60.5%が、当事業部門によるものであり、次いで「モバイルリレーション事業部門」「アミューズメント機器リレーション事業部門」の2事業部門が、それぞれ20%弱の割合となっている。
前期(2007年3月期)には、NINTENDO OF AMERICA INC.より「Wii」及び「ニンテンドーDS」のテスト企業認定を、また今期中には、Microsoft社より「Xbox360」の推奨ゲームテスト企業認定を、日本企業として初めて取得しており、業績は順調に拡大していると言える。
今期(2008年3月期)計画では、売上高:22.2億円(前期比48.6%増)、経常利益:2.7億円(前期比22.0%増)を見込んでおり、今中間期決算時点では、売上高:9.7億円(進捗率43.7%)、経常利益:1.0億円(進捗率35.9%)となっている。進捗率が50%を下回っているが、これは主力である「コンシューマゲームリレーション事業部門」の売上が、第3四半期に偏る傾向(年末商戦向けのソフトウェア開発時期になっている)にあることに起因している。進捗率としては前期並みであり、通期計画の達成に問題は無さそうだが、第3四半期決算の内容が注目される。


<投資戦略>
2008年最初のIPOとなる。今年第1号の案件として高い注目が集まると思われる。
例年、年初のIPOは初値が過熱化する傾向にあるが、同社も例に洩れず同じ動きとなりそうだ。
足元の業績は、ここ直近4年間、2桁の増収増益を続けており、売上高の年間平均増加率は50%以上と高成長を誇っている。公募価格段階でのPERは18.94倍と高成長企業としては特に割高感は感じられず、公募売出しも少額で需給も良好なことから、初日値付かずの状況も視野に入りそうだ。
ただ、2日目以降の初値示現となると、ファンダメンタルズ的には現状の成長をほぼ織り込んでいると思われ、その後の動きは短期資金主体の投機的な動きに終始すると思われる。上昇しても滞空時間は短いと思われ、ハイリスクハイリターンな投資案件となりそうで、参加しても超短期参加前提でロスカットは厳密に行いたい。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。