プレサンスコーポレーション(3254)


明日(12月20日)に東証2部市場上場のプレサンスコーポレーション(3254)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


また、当ブログの12月7日の記事にて、有料会員サイト内で公開している「短期推奨銘柄」の11月推奨銘柄実績を公開しております。
是非、ご覧下さい。
12月7日記事「11月推奨銘柄実績」はこちら



プレサンスコーポレーション(3254)
銘柄プレサンスコーポレーション
市場東証2部市場
上場日12/20
公募価格160,000円
連結PER(なければ単独)4.19倍
主幹事証券大和証券SMBC
公募売り出し総額36.8億円
時価総額117.6億円
初値予想レンジ15万円〜16万円
需給度合い(S〜D 5段階)B
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)
<コメント
マンションの企画開発・販売が主な事業内容。
単身者向けの賃貸物件として利用される「ワンルームマンション」、家族での使用を想定した「ファミリーマンション」、バリアフリーなどで介護を前提とした間取りやクリニックの併設を取り入れたシニア層向けのセカンドライフを想定した「エイジングマンション」の3種類を取扱っている。
事業区分は、主に大阪市京都市・神戸市・名古屋市において、個人顧客へのマンション販売や、不動産販売業者への一棟販売などを行っている「不動産販売事業」と、ワンルームマンションの賃貸管理及び賃貸事業や建物管理などを行う「その他事業」の計2事業に区分される。
今中間決算時点での売上高比率は、不動産販売事業:96.7%、その他事業:3.2%となっている。
今期業績(計画)は、売上高:243.0億円(前期比20.0%増)、経常利益:45.8億円(前期比5.4%増)を見込んでおり、今中間決算では売上高:121.1億円(進捗率49.8%)、経常利益:27.5億円(進捗率60.1%)となっている。
進捗率を見ると、今期計画に対しては順調に推移していると考えられるが、地価や建築資材の上昇に伴う仕入れ・建築コストの上昇が懸念される他、引渡基準によって売上が計上される為、建築工事の遅延などで引渡しが遅れた場合には当社の業績に影響を与える可能性がある。


<投資戦略>
東証2部上場の一株単位銘柄ということは直近のリンクアンドモチベーション(2170)と同じだが、現在、市場では、不人気な業種なことから、株価は当然ながら違った動きとなりそうだ。
また、公募売り出し総額が36.8億円とやや大きめなことから需給面からも不安が残る。
確かにPERからみた割安感はあるが、そういう表記上の割安感だけで買いが集まる相場状況ではなく、また、バリューよりもグロース感こそIPOの醍醐味とも考えられることから、同案件は厳しいスタートとなりそうだ。売買参加も見送りと考えたい。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。