太陽工機(6164)


明日(12月19日)にJASDAQ市場上場の太陽工機(6164)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


また、当ブログの12月7日の記事にて、有料会員サイト内で公開している「短期推奨銘柄」の11月推奨銘柄実績を公開しております。
是非、ご覧下さい。
12月7日記事「11月推奨銘柄実績」はこちら



(株)太陽工機(6164)
銘柄(株)太陽工機
市場JASDAQ市場
上場日12/19
公募価格1,400円
連結PER(なければ単独)9.07倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額7.8億円
時価総額40.5億円
初値予想レンジ1400円
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント
自動車部品や産業機械部品等の製造工程において、仕上加工(研削加工)を行う研削盤の製造・販売が主な事業内容。
取り扱い製品は、立形研削盤・横形研削盤・その他専用研削盤の3つに区分される。前期での売上高比率は、立形研削盤:59.6%、横形研削盤:18.0%、その他専用研削盤:22.3%となっている。
今期業績(計画)は、売上高:64.0億円(前期比17.1%増)、経常利益:7.7億円(前期比35.3%増)を見込んでいる。今中間期決算では、売上高:31.8億円(進捗率49.7%)、経常利益:4.5億円(進捗率58.5%)となっており、利益面では今期計画を大きく上回りそうなペースと言える。
原油・鉄鋼・非鉄金属等の原材料価格が上昇している事は懸念材料と考えられる。
また、 森精機製作所連結子会社であり、今回の当社の上場により親子上場となる。公募前で株式の60%を森精機製作所保有しており、ロックアップの対象になっていない事も注意が必要と考える。


<投資戦略>
今週は毎日IPOが予定されており、週末にかけてさらに銘柄間の選別色が強まることとなりそうだ。
今週に入ってIPOの、公募価格からの初値の上昇率は、リンクアンドモチベーショ(2170)の100%に対しCDS(2169)は31.1%とふるわなかった。事業内容により投資家の選別が進んでおり、その観点から考えると同社の案件は厳しそうだ。
ここにきて、サイズの小ささで、需給的にIPOならなんでも上昇する局面ではなく、また、その上昇サイクルも速くなっていたことから、ここで一旦(IPO初値=上昇)のトレンドがストップすることも考えられよう。
同案件は、需給的には小粒であり、技術力も評価できるものの、成長性の小ささから注目度は低く、上場後さらにその傾向は強まりそうだ。よって、見送り案件と考えたい。


当社ホームページはこちら
株式初心者のガイド役〜株式市場センター


厳選株式情報無料メールマガジンまぐまぐ殿堂入りメルマガ)
IPO株式市場センター無料メルマガ登録画面へ


レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。