明日(11月13日)にJASDAQ「NEO」市場上場のユビキタス(3858)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。
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(株)ユビキタス(3858) | |
銘柄 | (株)ユビキタス |
市場 | JASDAQ「NEO」市場 |
上場日 | 11/13 |
公募価格 | 100,000円 |
連結PER(なければ単独) | 30.87倍 |
主幹事証券 | 野村證券 |
公募売り出し総額 | 8.2億円 |
時価総額 | 83.5億円 |
初値予想レンジ | 25万円〜30万円 |
需給度合い(S〜D 5段階) | S |
注目度(S〜C 4段階) | S |
ブックビルディング参加推奨度(5段階) | ★★★★★ |
短期ディーリング参加妙味度(5段階) | ★★★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★★★ |
<コメント> ネットワーク分野に特化したソフトウェア製品の開発及び販売が主な事業内容。 当社の開発したソフトウェアを顧客に使用許諾し対価を得る「ソフトウェア使用許諾」(契約一時金による売上と、ゲーム機器などのように複製本数に応じて収益が拡大するランニングロイヤリティによる売上がある)、当社のソフトウェアを使用許諾した顧客に対し技術サポートなどを行う事で対価を得る「サポート」、顧客の要望に応じて当社のソフトウェア製品を特定のプラットフォームに移植したりカスタム対応したりする「ソフトウェア受託開発」の計3事業を展開している。 前期(2006年3月期)の売上高比率は、ソフトウェア使用許諾:87.6%・サポート:3.9%・ソフトウェア受託開発:8.3%となっている。 任天堂と使用許諾契約を結んでおり、「ニンテンドーDS」向けソフトウェア(ゲームソフト)で当社製ソフトウェアを搭載したWi-Fiコネクション対応タイトルが発売(国内で発売されている272タイトルのうち48タイトル)されている事から、このランニングロイヤリティによる収益が当社の売上高全体の大部分を占めている。今期業績(計画)における売上高全体のうち約77%が同ランニングロイヤリティによるものとなっている。 任天堂と使用許諾契約を締結した前々期(2006年3月期)から業績は大幅に伸長しており、ニンテンドーDSの販売好調の恩恵を享受している事が伺える。 今期業績(計画)は、売上高:9.3億円(前期比36.9%増)、経常利益:4.3億円(前期比5.5%増)を見込んでいる。業容の拡大に伴う人件費の拡大や研究開発費の増加を見込んでいる事から、前期比で+73%のコスト増加となる見通しで、売上高の伸び率に比べ利益面での伸び率は小さい。 主要顧客である任天堂に対する依存度が高い事は懸念材料とも考えられるが、任天堂自体が好調に推移している事から逆に好材料として捉える事が出来る。JASDAQ「NEO」に上場する最初の企業としても注目を集めそうだ。 | |
<投資戦略> 地合いの悪化とは関係なく、需給面、業績面での評価が高く、初日値段がつかない可能性が高い。おそらく上場2日目以降の寄り付きとなりそうだ。 直近の中間決算でも進捗率は通期の52%に達しており、早くも通期での上方修正の声も洩れ聞こえてきている。ただ、来期以降も高成長を続ける可能性は高いが、今後の高成長の鍵となる任天堂以外の顧客獲得など、予測しづらい点があることも事実。 上場2日目早々に寄り付くようだと短期での投資妙味は高いが、30万円以上になるようだと失速懸念も強まりそうで、いずれにしろ、ボラティリティーの高い展開になりそうだ。 可能性は少ないが、上場初日に寄り付くようだと素直に短期投資に参加してみたいところ。 |
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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。