ナチュラム(3090)


10月19日に大証ヘラクレスグロース市場上場のナチュラム(3090)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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(株)ナチュラム(3090)
銘柄(株)ナチュラム
市場大証ヘラクレスグロース市場
上場日10/19
公募価格220,000円
連結PER(なければ単独)21.45倍
主幹事証券SBIイー・トレード証券
公募売り出し総額4.6億円
時価総額24.5億円
初値予想レンジ33万円〜35万円
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)
<コメント
Eコマース(インターネット通信販売)事業とEコマース事業者向け支援サービスを提供するECソリューション事業が主な事業内容。
Eコマース(インターネット通信販売)事業が主力事業で、売上高全体の94.8%が同事業によるもの。
Eコマース事業では、ショップサイトの「アウトドア&フィッシング ナチュラム」を中心にキャンプ用品などのアウトドア関連商品、釣り竿・ルアー・フライ等の釣具類、スポーツ&フィットネス関連商品等の一般消費者向け販売を行っております。
また、自社サイト「アウトドア&フィッシング ナチュラム」の他に、ヤフー株式会社や楽天株式会社などが運営するオンラインモール等に出店しております。(この他にもモバイル対応として、主要キャリア(第一種通信事業者)の公式サイトにも出店している。)
今期業績は、売上高:41.1億円(前期比18.8%増)、経常利益:1.3億円(8.8%増)を見込んでいる。
今中間期時点での業績は、売上高:20.2億円(進捗率49.2%)、経常利益:0.6億円(進捗率44.8%)となっております。
売上高と比較して最終利益の伸びが低いのは前期で累損が一掃され今期から税負担が正常化するため。
当社の取扱商品は釣具やアウトドア関連商品であり基本的に屋外で利用されるものが中心であり、各メーカーは5月から10月にかけての需要を見込んで、例年3月・4月に新製品を投入する傾向にある為、春から秋に売上高が増加する傾向にあります。季節的要因や天候(台風など)・災害(地震など)にも、当社の業績が左右される可能性があることには留意したい。
またVCの保有株数が多めなことにも注意したい。


<投資戦略>
IPO銘柄は引き続き活況となっており、過熱の域に達している。この日は2社のIPOを控えているが、VC保有株が公募売出し株数と比較してやや多い為、同日上場のエーディーワークス(3250)よりも初値示現は早いものと思われる。
短期ディーリングにおいてVC保有株の多い企業は敬遠されがちなため、初値示現後の動向は波乱含みも予想され要注意。
業績的には、売上高の成長率が鈍化傾向にある事、事業内容がアウトドア、釣具用品の販売といったことで、高成長企業をイメージしづらいことから株価の大きなプレミアムは期待できなさそう。同銘柄も短期と割り切って投資する案件となりそうだ。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。