エー・ディー・ワークス(3250)


10月19日にJASDAQ市場上場のエー・ディー・ワークス(3250)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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(株)エー・ディー・ワークス(3250)
銘柄(株)エー・ディー・ワークス
市場JASDAQ市場
上場日10/19
公募価格70,000円
連結PER(なければ単独)5.46倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額4.4億円
時価総額23.8億円
初値予想レンジ14万円
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)
<コメント
①不動産鑑定・コンサルティング事業②不動産投資ファンド・サポート事業③不動産マネジメント事業④不動産流動化事業の、計4事業を展開しております。
不動産鑑定・コンサルティング事業では、主に農政局および地方公共団体等の公的機関から依頼のあった案件の不動産鑑定評価を行う「公的鑑定評価」や、住宅・商業施設・オフィスビル等の評価を行う「一般鑑定評価」、不動産を物理的・法的・経済的な角度から調査する「デューデリジェンス業務」、相続対策や不動産の有効活用のための助言提供を行う「運用コンサルティング業務」を行っております。
不動産投資ファンド・サポート事業では、国内のファンド・REITと提携しファンドビジネスのうち不動産に係るあらゆる業務を取扱う「ファンド・サポート業務」及び自社で不動産投資ファンドの企画・組成を行い投資家に提供する業務(アセット型ファンド)を取扱っております。
不動産マネジメント事業では、不動産ファンドの投資対象となる物件を中心に、管理受託物件の管理・運営を行うほか、未販売不動産の管理・運営及び賃料の収受業務を行っております。
不動産流動化事業では、自己勘定における不動産の取得・運用による収益の確保に加え、物件価値を高めた上で売却する業務を行っております。また、事業用地を取得した上で販売用物件の建設する開発事業も行っております。
主力事業は?不動産流動化事業で、連結売上高全体の89.8%が同事業によるものとなっております。
今期連結業績(計画)は、売上高:102.0億円(前期比28.6%増)、経常利益:7.3億円(前期比30.5%増)を見込んでおります。
2期連続で大幅な増収増益を達成しており今期も大幅増収増益を見込んでいるが、中間決算等の進捗状況が気になるところと言える。
BBについては、ここにきて、新興市場のセンチメントが改善されてきていることはプラスだが、同業種である不動産流動化関連の評価は決して高いとはいえず低PERも仕方がないところ。VC保有株も少なくないことから、小型の上場とはいえ初値の大幅上昇については懐疑的。


<投資戦略>
BB時からの予想から一変して初値は高騰しそうだ。
ここ1週間で直近IPO銘柄の投資環境はさらに改善されており、直近上場したテクノアルファ(3089)、アールエイジ(3248)の連日の上昇ぶりをみると過熱の域に達している。同社も低PER、VC保有株の少ない小型上場という現在人気のIPOの条件を満たしているため、短期的な人気は高まるものと推測される。
しかし不動産流動化ビジネス自体、一時のような成長カテゴリーとはみなされておらず、目先急騰したとしても短期的に高値をつけた後、中長期的には妥当株価まで収束することになることが考えられるため安易な売買参加は控えたいところ。



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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。