ニックス(4243)


9月18日にJASDAQ市場上場のニックス(4243)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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(株)ニックス(4243)
銘柄(株)ニックス
市場JASDAQ市場
上場日9/18
公募価格1,300円
連結PER(なければ単独)7.30倍
主幹事証券新光証券
公募売り出し総額6.7億円
時価総額28.2億円
初値予想レンジ1300円〜1400円
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)★★★
<コメント
工業用プラスチック製品の企画、製造、販売を行っている。独自の自社開発のプラスチック製品で利益率を高めていることは評価に値する。成長力は大きくないものの地道な成長がうかがえ、過去5年間(今期予想も含め)で、単独売上高で減収となったのは、▲1.9%となった前期だけとなっている。また、ここにきて経常利益ベースでは、前期(23.1%増)今期予想(38.3%増)と工場での合理化に成功し利益率が大幅に改善していることは好感が持てよう。公募価格段階でのPERも若干ながら割安感を見出すことができる。しかしながら、現在のIPO市場の投資熱はかなり冷え込んでおり、注目度の低さもあいまって、高いパフォーマンスを期待することは難しそうだ。というよりも予想外の急落局面も想定しておきたい。上場して株価が落ち着いた後、じっくりと投資対象として見極めても遅くなさそうだ。公募売出しが10億以下でVCの保有株がないことは需給的にプラスと考えられる。

<投資戦略>
週末の国内株式市場が落ち着きを取り戻したのは好材料。週明けは米FOMCの利下げイベントが控えているため、主力株は様子見気運が強まる事が予想され、手掛り材料難から、シコリがなく小型のIPO銘柄に短期資金が流入する局面もありそう。公募売り出しも6.7億円と小粒でVCの保有株が存在しないため需給が良好なことも支援材料。ニックスの上場後の株価の動きが、今後のIPOの流れを見る上でひとつの指標となりそう。公募価格が仮条件の上限で決まっておらず、BB時には投資家の関心は冷めていたようだが、上場後それを転換することができるかどうかに注目したい。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。