アイル(3854)


明日(6/29)に大証ヘラクレスグロース市場上場のアイル(3854)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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どなたでも無料でご覧頂けますので、是非ご利用ください。


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(株)アイル(3854)
銘柄(株)アイル
市場大証ヘラクレスグロース市場
上場日6/29
公募価格255,000円
連結PER(なければ単独)14.39倍
主幹事証券大和証券SMBC
公募売り出し総額4.5億円
時価総額24.1億円
初値予想レンジ51万円以上
需給度合い(S〜D 5段階)S
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★
中長期保有妙味度(5段階)
<コメント
顧客企業の経営課題全般に対して、基幹システムの構築・サポート保守・ネットワーク構築・セキュリティ・コンテンツプロバイダー・人材教育など、ITを通じたトータルソリューションの提供を行っている。
システム・インテグレーション事業、ソリューション事業の2事業を展開しており、主力事業はシステム・インテグレーション事業。今中間期(2007年1月)での売上構成比は、システム・インテグレーション事業:67.6%、ソリューション事業:32.4%となっている。
システム・インテグレーション事業では、販売管理や財務管理を統合した当社のオリジナル基幹業務パッケージ「アラジンオフィス・シリーズ」を主軸に、他のシステム関連商品と合わせて販売し、顧客企業の業種・業態に適合したシステムのカスタマイズを行っている。販売後においても、保守・運用のサポートを会費制で行っており継続的な収益確保を図っている。
ソリューション事業では、派遣情報に特化した求人・求職Webサイト「@ばる」の運営管理や、顧客企業の人材教育等を目的として資格取得支援等の教育サービスを提供する「アイルキャリアカレッジ」の運営管理をする「@ばる事業」と、顧客企業の既存Webサイトを更に有効活用するためのホームページ作成・運用から事業分析・事業戦略コンサルティング等、販売促進のための支援業務を行う「Webドクター事業」を展開している。
納品時期が下半期に偏っているため、例年下半期の業績が上半期を大幅に上回る傾向にある。今中間期時点でも売上高:16.3億円・経常利益:0.4億円となっており、今期計画に対して売上高で42%、経常利益で16%の達成率となっている。


<投資戦略>
公募売出しが5億円程度と少額なこと、しばらくIPOが期間が空くこと、などから初値は短期資金が集中することになりそうだ。ただ、ここ最近、上場2日目以降の初値となったIPO銘柄の動きは2極化しており、事業モデルに魅力があり、成長力のあるUBIC(2158)ぐらいしか初値示現以降大幅に上昇していない。同社が上場2日目以降の寄り付きとなり初値示現以降上昇していくとすれば、かなりマネーゲームの色彩が強いと思われることから積極的には参加しづらい。同日に上場するエヌ・ピー・シー(6255)の方が先に寄り付いた場合、短期投資妙味はそちらの方があるとみている。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。