エヌ・ピー・シー(6255)


明日(6/29)に東証マザーズ市場上場のエヌ・ピー・シー(6255)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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(株)エヌ・ピー・シー(6255)
銘柄(株)エヌ・ピー・シー
市場東証マザーズ市場
上場日6/29
公募価格3,200円
連結PER(なければ単独)14.52倍
主幹事証券岡三証券
公募売り出し総額9.6億円
時価総額62.6億円
初値予想レンジ6400円以上
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント
太陽電池製造装置及び真空包装機の開発・製造・販売が事業内容。太陽電池製造装置事業と真空包装機事業の2事業を展開している。
太陽電池製造装置事業では、国内外の太陽電池メーカーに対して、その関連製造装置を販売している。太陽電池の製造工程は、セル(光を受けて発電する素子)を製造するセル工程と、セルをソーラーパネルとしてモジュール(セルを複数枚マトリックス状に配線したもので、一般的にはソーラーパネルと称されている)化するモジュール工程に大別される。当社の特徴として、モジュール工程における各種製造装置に対応した製品の提供、または一貫製造ラインとして提供できることが挙げられる。
真空包装機事業では、各種真空包装機の製造・販売・保守サービスの一貫提供を行っている。主な販売先は食品業界(食品の真空パック等をするための機械を販売)ですが、近年では電機・電子部品業界・自動車部品業界・医薬品業界等でも、クリーン対応を必要とする包装等で需要が伸びており、市場の多角化を図っている。
今中間期(2007年2月)での売上構成比は、太陽電池製造装置事業:92.7%・真空包装機事業:7.3%となっている。
真空包装機事業では市場の多角化を図っているが、コストの削減等が計画通りに進まず軟調な様子。太陽電池製造装置事業は、近年環境保全対策が世界的に取り組まれてる中、クリーンエネルギーの需要が高まっており太陽電池の生産量も好調に推移している影響で、当社の太陽電池製造装置の売上も国内外とも伸張傾向にある。
例年、下半期は上半期よりも売上が減少する傾向にあることが懸念されるが、今中間期時点での連結売上高:39.7億円・経常利益:6.4億円となっており、今期計画に対して売上高は61%、経常利益では既に84%を達成している状況となっている。


<投資戦略>
ここにきて株式市場でクリーンエネルギー関連、環境関連の個別物色が続いている。環境関連でもある直近IPO銘柄のタケエイ(2151)も初値の上昇率こそ低かったものの、その後大きく上昇した。残念ながら、公募売り出しのサイズが小さく、クリーンエネルギーの代表格ともいえる太陽電池関連として足元の業績も好調な同社の初値は高騰しそうだ。明日以降7月のIPOは数も少なく期間も空くことから需給はタイトになる。明日中に初値が示現するようだと需給面から短期的にディーリングチャンスとなりそうだ。ただ、その際でも初値を下回る時間が長期化した場合などはロスカットは厳密に行いたい。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。