ライジングブルIPO情報~アップコン(5075)

アップコン
銘柄  アップコン(5075)
市場 名証ネクス
上場日 2022/12/26
公募価格(仮条件) 1,280円(1,160円~1,280円)
PER(仮条件PER) 18.1倍(16.4倍~18.1倍)
主幹事証券 Jトラストグローバル
公募売出総額(仮条件時) 2.9億円(2.6億円~2.9億円)
時価総額(仮条件時) 17.9億円(16.2億円~17.9億円)
初値予想レンジ 1,250円~1,350円
需給度合(S~D ) S
注目度(S~C ) C
BB参加推奨度(5段階) ★★
短期参加妙味度(5段階) ★★
中長期保有妙味度(5段階) ★★
<事業内容>

地盤沈下が原因の建物のコンクリート床の沈下や傾き、段差、隙間を完全ノンフロンのウレタン樹脂と小型機械を用いた独自の「アップコン工法」により、修正する施工を主力事業として展開。その他、主に公共事業として道路や空港、橋、港湾などに生じた段差の修正や空隙充填なども行っています。

アップコン工法はコンクリート床に小さな穴を開け、床下にウレタン樹脂を注入します。樹脂は短時間で発泡し、その圧力で床を押し上げます。既設のコンクリート床を破壊して作り替える必要がなく、引っ越しや荷物の撤去・移動も不要。従来のコンクリート打ち替え工法では10日以上かかっていた工期を、顧客の業務や操業を止めることなく1日に短縮できます。

●民間事業

企業の生産・販売活動の拠点である工場、倉庫、店舗のほか、一般の住宅など、地震地盤沈下で傾いたコンクリート床を修正しています。

●公共事業

老朽化した社会インフラの機能回復に資するため、「農業用水路トンネル機能回復加圧式ウレタン充填(FRT)工法」などプロジェクトで開発した技術を新規事業として公共工事に展開。

具体的には農業用水路・導水路トンネルウレタン空洞充填工事、道路・橋りょう部踏み掛け版などの空洞・空隙充填工事、港湾、その他(空港エプロンの段差・沈下、防衛施設、学校体育館のステージのたわみや床の傾きの修正工事)などを手掛けています。

2022年1月期の売上高構成比は、民間事業76.4%、工業事業23.6%。主な販売先はクレハ錦建設13.6%、アキヤマ11.0%。