日本管理センター 株式会社 | |
銘柄 | 日本管理センター(3276) |
市場 | JASDAQスタンダード |
上場日 | 2011/10/21 |
公募価格(仮条件) | 1600円 (1400円〜1600円) |
PER(仮条件PER) | 5.8倍 (5.1倍〜5.8倍) |
主幹事証券 | SMBCフレンド |
公募売出総額(仮条件時) | 3.6億円 (2.7億円〜3.1億円) |
時価総額(仮条件時) | 15.5憶円 (13.5億円〜15.5億円) |
初値予想レンジ | 1600円〜1700円 |
需給度合(S〜D ) | S |
注目度(S〜C ) | B |
BB参加推奨度(5段階) | ★★ |
短期参加妙味度(5段階) | ★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★ |
<事業内容> 不動産オーナーから不動産物件(賃貸マンション・アパート等の賃貸住宅)を一括して借上げ、一般入居者に転貸する、一括借上げ事業を全国展開している。 同社は、この一括借上げ事業を専業として展開しており、建築工事、リフォーム工事や物件の管理などは、提携している全国のパートナー企業(不動産管理会社、建築会社、リフォーム会社)にアウトソーシングをしており自社では行っていない。 パートナー企業は、一括借上げ事業を利用する対価として、同社に対し加入金及び月会費を支払っている。 一括借上げ事業における借上げ期間は、新築物件については、10年〜35年、既築物件については10年〜20年となっている。顧客である不動産オーナーは、借入金の返済にあわせて、自由に借上げ期間を選択する事が可能となっている。 (同社の収益構造) 1.不動産収入 不動産収入は、入居者からの賃料、提携建築会社(パートナー企業)等からの初期手数料、不動産オーナーからの事務手数料から構成。 2.加盟店からの収入 アウトソーシングするパートナー企業から、パートナー加入契約締結時に受け取る加入金や月会費。 3.その他 不動産オーナーに対するブロードバンドサービス、建築部材等の販売収入 2010年度の売上高構成比は、不動産収入96.4%、加盟店からの収入2.4%、その他1.1%となっており、大半が不動産収入となっている。 | |
<コメント> 一括借入事業を主力としているサブリースの中堅企業。 ただ、建築・リフォーム事業等をアウトソーシングをしている為、事業リスクは少ないものの利益率は低い。 不動産の一括借入事業は、大手の建設会社、不動産会社でも行っており、特に目新しいとはいえず人気化は難しそうだ。 VCのロックアップはかかっていないようだが、公募売り出しの総額が4億以下で公開規模としてはかなり小さめな事からそれほど荷もたれ感はなさそうだ。 ただ、魅力の大きいIPO案件とは言い難く、積極的なBB姿勢は取りづらい。 | |
<投資戦略> 不動産一括借入専業の中堅企業ということで、事業的に目新しさはない。 業績は、ここ数年、堅調に推移しているものの、営業利益率においては今期予想は2.3%程度と低水準。 ポジティブ材料としては、配当利回りが6%台と予想される事や、公募売り出し総額が3.6億円と小さい事があげられる。 配当利回りに関しては、6月にIPOで上場した日本ドライケミカルが6.43%と同程度の利回りだが、上場後の株価は、初日の安値を割りこむ事無く安定して推移していることから、一定の下支え効果は期待できよう。 ただ、日本ドライケミカルは、防災関連という事でディフェンシブ性が強く、全く同様に連想するには無理があろう。 その中で公募売り出しが3.6憶円程度というのは、需給面ではプラス要因。 本日、IPOで上場したシンバイオは、公募価格割れでスタートし終値でストップ安に終わった。赤字に加え30億円の上場規模という需給悪が下げの最大要因だったと思われる。 明日の初値については公募価格近辺での初値を予測しておきたい。ただ、初値示現後は、買いが継続的に続くとは思えず基本的には見送り案件と考えたい。 | |
<上場初日分析> |
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