トータル・メディカルサービス(3163)

6月24日にJASDAQ市場上場のトータル・メディカルサービス(3163)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


当社ホームページはこちら
株式初心者のガイド役〜株式市場センター



トータル・メディカルサービス(3163)
銘柄トータル・メディカルサービス(3163)
市場JASDAQ市場
上場日6/24
公募価格4200円
連結PER(なければ単独)7.4倍
主幹事証券大和証券キャピタル・マーケッツ
公募売り出し総額5.0億円
時価総額20.2億円
初値予想レンジ4200円〜4500円
需給度合い(S〜D 5段階)S
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)★★★
<コメント
調剤薬局事業をメインに展開。

福岡を拠点に「さくら薬局」の名称で4月末現在29店舗を展開(全店直営店、うち福岡は24店舗)。
出店形態は、病院・診療所の至近の場所で営業するいわゆる門前薬局であり、処方箋を発行している医療機関とのマンツーマンの医薬分業体制を構築している。

その他事業は、健康食品事業とメディカルサポート事業で構成。09年3月期の売上高比率は8.1%。
健康食品事業は98年より開始、「予防医学」の観点から食による健康づくりを提案している。
商品名は「伝承黒胡麻シリーズ」「スッキリズム」など。
メディカルサポート事業は08年より開始、病院内売店の運営・患者向けの物品販売・自動販売機および駐車場の運営管理などの医療に関わる総合的なアウトソーシングサービスを提供。

前期(10年3月期)見込みは、売上高:62.4億円、経常利益:4.6億円。
今期(11年3月期)予想は、売上高:63.1億円(前年比1%増)、経常利益:5.1億円(前年比11%増)。

調剤薬局事業の調剤売上は、薬価及び調剤報酬から成り立つ。
薬価及び調剤報酬は厚生労働大臣の告示によって公定価格及び調剤報酬点が定められており、2年毎に改定が行われる。

今年4月に薬価改正により薬価基準が-6.54%の引き下げ、調剤報酬は0.52%引き上げられた。
薬価引き下げによる売上高の減少は2.8億円を見込んでいるが、調剤報酬の増加および前期の新規出店の影響により今期も若干ながら増収を見込んでいる。(今期は新規出店の予定なし)
<投資戦略>
福岡県の北部を中心に調剤薬局さくら薬局」を経営している。地方の調剤薬局ということもあり注目度は低く業態にも目新しさは感じられない。また、明日はパピレスが本日値段付かずだったためIPOが3社同時上場となり資金も分散されることになろう。
そのため初値が急騰することはないと考えられるが、外部環境が不透明な今内需の好業績銘柄が物色する流れもあり、電算と同じく下値不安は小さいと思われる。しばらくは4000円台でのもみ合いが続く流れを想定しておきたい。尚、本日、防衛大新型インフルエンザ集団感染の報道でダイワボウ株などが物色されているが、現状での同株に対する影響はなさそうだ。




当社ホームページはこちら
株式初心者のガイド役〜株式市場センター


会員お申し込みはこちら(ホームページからも御登録頂けます)
日本株会員登録


厳選株式情報無料メールマガジンまぐまぐ殿堂入りメルマガ)
IPO株式市場センター無料メルマガ登録画面へ


レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。