4月16日にJASDAQ市場上場のアゼアス(3161)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。
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アゼアス(3161) | |
銘柄 | アゼアス(3161) |
市場 | JASDAQ市場 |
上場日 | 4/16 |
公募価格 | 470円 |
連結PER(なければ単独) | 7.3倍 |
主幹事証券 | 野村證券 |
公募売り出し総額 | 8.1億円 |
時価総額 | 28.6億円 |
初値予想レンジ | 500円 |
需給度合い(S〜D 5段階) | S |
注目度(S〜C 4段階) | B |
ブックビルディング参加推奨度(5段階) | ★★★★ |
短期ディーリング参加妙味度(5段階) | ★★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★★ |
<コメント> 防護服・環境資機材事業、たたみ資材事業、アパレル資材事業を行う。 【防護服・環境資機材事業: 09年4月期売上高比率47.9%】 米国デュポン社製タイベック防護服、タイケム化学防護服を、総輸入販売元である旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツの戦略的パートナーとしてマーケティング活動を行い日本国内で販売する。また、作業者の環境に合わせてタイベック・タイケム生地を用いた当社オリジナルの防護服および他素材性の防護服を製造販売している。 タイベック製防護服は当社がほぼ独占で販売している。 防護服の用途は感染症対策(とくに新型インフルエンザ)、放射性粉塵対策(原子力発電向け)、アスベスト対策、ダイオキシン対策、生物・化学テロ対策、化学物質・化学薬品対策、汚れ作業対策(鉄鋼・自動車関連企業中心)など多岐にわたる。 今期は新型インフルエンザの流行により特需が発生、官公庁向けの防護服の販売が好調である。 【たたみ資材事業: 09年4月期売上高比率17.1%】 畳床資材の主要材料である畳表、インシュレーションファイバーボード、ポリスチレンフォーム(従来の藁に比べてダニ・カビの発生が少なく断熱性が高い)から、副資材の畳縁、畳糸など、畳に関連する資材全般の販売を行う。 【アパレル資材事業; 09年4月期売上高比率34.8%】 裏地、芯地、袋地、腰裏ベルト、型カット品、その他繊維副資材の製造、販売を行う。 国内に4か所の営業拠点を持ち、ジーンズ、学生服、スポーツ、ユニフォーム関連などを取り扱っている。 海外では中国の上海、大連に3拠点にて繊維副資材の製造・販売を行っている。 主要販売先として丸紅があり、今期3Qの売上高のうち17%を占める。 前期(09年4月期)は、売上高:99.8億円、経常利益:3.3億円。 今期(10年4月期)計画は、売上高:111.3億円(前年比11.5%増)、経常利益:5.4億円(前年比62.4%増)。 3Qまでの進捗率は売上高:78.3%、経常利益:98.5%であり、ほぼ経常利益は計画に達している。 | |
<投資戦略> 今期の業績はインフルエンザ対策の防護服の特需により大幅な増益が観測されているものの、一時的な要因の可能性が強く、来期は反動減の可能性も留意しておきたい。 しかし、世間一般での環境意識の高まりは、防護服で国内でのシェアの高い同社にとっては中長期的にはプラスに働くと思われる。 また、同業他社と比較してPER、PBR的に見て割安なことや、配当利回りが3%近くあることもポジティブ材料。以上のことから下値不安は少ないと思われ、地味ながらも堅調な初値が見込まれよう。 IPOとしても小型の部類に入るので値動きに注意が必要だが、それだけに初値が公募価格から大きく乖離しないで寄り付くようだと、短期資金の流入やIPOが空白期間に入る日程の妙味から意外高の可能性もありそうだ。 |
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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。