JCLバイオアッセイ(2190)

3月17日に大証ヘラクレスグロース市場上場のJCLバイオアッセイ(2190)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。ぜひご活用ください。

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JCLバイオアッセイ(2190)
銘柄JCLバイオアッセイ(2190)
市場大証ヘラクレスグロース市場
上場日3/17
公募価格600円
連結PER(なければ単独)5.6倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額8.4億円
時価総額19.5億円
初値予想レンジ565円〜600円
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント
当社グループは、西脇ラボ(兵庫県)、大阪ラボの2研究所を有し、製薬会社等における新医薬品開発試験研究に係る「バイオアナリシス(生体試料中薬物濃度測定)」、「医薬品品質安定性試験」などの受託試験研究を行う、(CRO)企業。
2008年3月期の売上高比率は、バイオアナリシス83.7%、医薬品品質安定性試験14.6%、その他1.6%。
(※単一セグメント)

1)バイオアナリシス(生体試料中薬物濃度測定)
新医薬品開発のプロセスで実施される非臨床試験及び臨床試験において、動物並びにヒトから採取された血液や尿などの生態資料中の薬物濃度を測定する試験。得られた濃度推移の結果は医薬品の有効性・安全性を評価するための重要なデータとなる。

2)医薬品品質安定性試験
医薬品が製造されてから使用されるまでの期間、品質に変化がないことを保証するために実施される試験。
製剤や原薬を一定の温度、湿度、光条件の下で一定期間保存し、品質が保たれているかを評価する。他にも新医薬品と同時に投薬される可能性のある医薬品を配合したときに、化学反応などの変化が生じるかを評価するための配合変化試験等も行う。

3)その他
探索、非臨床及び臨床段階における代謝物の構造解析等の受託試験。

主たる販売先は大手製薬会社であり、大口は武田薬品工業で販売高の40%を超えている。
景気悪化により当社へのアウトソーシングが減少する可能性も否定できないので、リスク事項として認識しておきたい。

前期(2008年3月期)は、売上高:23.2億円、経常利益:3.3億円。

今期(2009年3月期)計画は、売上高:24.6億円(前年比6.0%増)、経常利益:4.8億円(前年比47.2%増)と利益の増加を大きく見込んでいる。
第3四半期までの進捗は売上高:20.0億円(81.5%)、経常利益:4.6億円(96.5%)と好調に推移している。
<投資戦略>
CRO企業関連ということで、堅実な業績が期待できる一方で、業態の新鮮さがないことや、同業のリニカル(2183)が業績の下方修正を行っていることはマイナスポイント。
また、表面上のPERは割安に映るものの、業界大手のEPSやシミック並みに評価すること自体無理があり、公募価格はほぼ妥当な水準と考えておきたい。
仮条件は下限で決定しており、投資家の関心度が薄いことかから売り気配スタートの可能性は高いと思われる。公募価格近辺でスタートする以外は短期ディーリングを含め見送りと考えたい。また、公募価格以上でスタートした場合、ややサプライズ感はあるが、その場合でも公募価格をはっきりと下回った場合はロスカットをしておきたい。




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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。