12月17日に東証マザーズ市場上場のグリー(3632)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。
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グリー(3632) | |
銘柄 | グリー(3632) |
市場 | 東証マザーズ市場 |
上場日 | 12/17 |
公募価格 | 3300円 |
連結PER(なければ単独) | 22.1倍 |
主幹事証券 | 野村證券 |
公募売り出し総額 | 106.5億円 |
時価総額 | 735.9億円 |
初値予想レンジ | 3600円〜4000円 |
需給度合い(S〜D 5段階) | C |
注目度(S〜C 4段階) | S |
ブックビルディング参加推奨度(5段階) | ★★★ |
短期ディーリング参加妙味度(5段階) | ★★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★★ |
<コメント> 2004年12月設立。インターネットメディア事業を展開し、SNS「GREE」の運営を行う。 SNS「GREE」はプロフィール、日記、コミュニティ、フォト、メール等のコミュニティ型サービスを提供。 当初はPC向けが中心であったが、現在はモバイル向けのサービス展開に注力している。 モバイル版GREEにおいては、SNSの基本機能であるプロフィール、日記、コミュニティなどに加え、SNS連動型ゲーム、FLASHゲーム、占い、辞書、Q&A、地図、ニュースといったモバイル環境に特化した多用なコンテンツを独自に開発・提供している。 2008年10月時点でのGREE総会員数は716万人。 当社のインターネットメディア事業の売上は、広告メディア収入・有料課金収入で構成されており、2008年6月期の売上高比率は広告メディア収入43.2%、有料課金収入56.7%。 *広告メディア収入 「GREE」を広告媒体として位置付け、主に広告代理店及びメディアレップを仲介してインターネット広告枠を販売。 バナー広告枠の販売に加え、SNSの機能と広告コンテンツを連動させたタイアップ型の企画広告の製作・掲載や成果報酬型広告(アフィリエイト)の掲載を行っている。 また、コミュニティ企画運営受託による収入を得ている。 *有料課金収入 原則的に「GREE」は無料サービスであるが、一部機能を有料サービスとして提供している。 モバイル版GREE向け「GREEプラスコース(月額300円)」及びPC版GREE向け「GREEプレミアム(月額300円)」では、ストレージ拡張などの機能追加を提供している。 またモバイル版GREE向け「きせかえプレミアム(価格500円、1000円、2000円、3000円、5000円)では、プロフィールページをカスタマイズできるデザイン性の高いきせかえプロフ素材を提供することでデジタルコンテンツ販売収入を得ている。 ユーザーは、アフィリエイトへの登録、有料サービスへの登録・購入、またはGREEへの友達招待を行うことで、GREE内で利用可能なポイント「ゴールド」を得ることができる。 ユーザーは「ゴールド」を利用することで、アバター及びSNS連動型ゲームの各種アイテム等と交換できる。 したがって「ゴールド」の利用を促すことでアフィリエイト及び有料サービスの売上拡大、並びにユーザー数の拡大を牽引する事業構造となっている。 2008年3月よりGREEパトロールセンターを構築し、同時に社長直轄の「あんしん・あんぜん向上委員会」を設置するなどサイト運営体制の大幅な見直しを図っている。 前期(2008年6月期)は、売上高:29.3億円、経常利益:10.5億円。 今期(2009年6月期)予想は、売上高:99.0億円(前年比237.0%増)、経常利益:58.7億円(前年比458.4%増)と大幅な増収増益を見込んでいる。中間期までの進捗は売上高43.1%、経常利益43.2%と若干低めで推移している。 | |
<投資戦略> 公募売り出し総額100億円超はマザーズ市場では最大クラス。 通常ならば消化不良懸念が残るところだが、案件として個人投資家ならびに機関投資家の注目度も高くIPOの投資熱も最悪期は脱していることから、好調な滑り出しを予想しておきたい。 業界最大手のミクシイ(2121)のPER44倍に対して公募価格段階でのPERは22倍と半分程度であり買いやすい水準。 また、最近は同業他社として考えられるミクシイ(2121)、DENA(2432)の株価が堅調なことも追い風になりそう。 また年末年始は例年新興市場株が動く傾向があり、関係者も新興市場の起爆剤にしたい思惑もあろう。 ただ現状を考えると一本調子の上昇は考えづらく、投資参加の最低条件としては公募価格及び初値を株価が上回って推移することにある。(ザラバ中短時間下回ることはあっても終値では維持したいところ) ロスカットは厳密に行い、押し目を狙ってトライしたい。購入価格帯としては3300円〜3500円ラインが理想と考えている。 |
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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。