駐車場綜合研究所(3251)


本日(10月30日)に東証マザーズ市場上場の駐車場綜合研究所(3251)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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(株)駐車場綜合研究所(3251)
銘柄(株)駐車場綜合研究所
市場東証マザーズ市場
上場日10/30
公募価格27,000円
連結PER(なければ単独)9.86倍
主幹事証券大和証券SMBC
公募売り出し総額2.9億円
時価総額21.1億円
初値予想レンジ6万円〜7万円
需給度合い(S〜D 5段階)S
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント
駐車場に関するコンサルティングや運営サービスの提供が主な事業内容。
主に大都市圏の大型施設に設置される駐車場の運営サービスを提供する「駐車場管理運営事業」と民間駐車場や市街地再開発駐車場の運営に関する総合提案を実施する「コンサルティング事業」の2事業を展開している。
駐車場管理運営事業では、駐車場オーナーより駐車場を借り上げ運営自体を代行する運営受託と、駐車場施設を貸借せずに管理を代行する管理受託によるサービスの提供を行っている。
コンサルティング事業では、民間駐車場や市街地再開発駐車場の運営効率の向上を目指した運営計画案や現状の調査分析及び改善計画案の提供を行っている。
主力事業は駐車場管理運営事業で、前期(2007年3月期)での売上構成比は駐車場管理運営事業:98.8%、コンサルティング事業:1.2%となっている。
今期業績(計画)は、売上高:35.9億円(前期比2.4%減)、経常利益:3.5億円(前期比143%増)。売上高では減収としている反面、経常利益では大幅増益を見込んでいる。
今期1Q(4〜6月)の業績は、売上高:7.4億円(進捗率約20%)・経常利益:0.7億円(進捗率約20%)となっており、進捗率を見ると今期計画に対して順調なスタートとは言い難い状況。


<投資戦略>
公募価格にかなりの割安感が見出せるため上場初日の値付かずは濃厚と思われる。
また、業績的に見ても今後しばらくは、2桁の売上高成長が期待できることから、初値予想近辺ぐらいはファンダメンタルズ的にも十分説明可能な水準といえよう。
ただ、同社の公募売り出し総額の少なさや、今の新興市場、直近IPO市場の活況を背景に、初値がさらに高騰する展開も考えられ、マネーゲームの様相が強い上場案件となりそうだ。
7万円以上の初値が示現するようだと(その可能性は高い)投機的側面が強いと判断、投資参加は短期に絞り、割り切っての参加ができる人のみにしたほうがよさそうだ。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。