明日(10/10)に大証ヘラクレスグロース市場上場のテクノアルファ(株)(3089)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。
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テクノアルファ(株)(3089) | |
銘柄 | テクノアルファ(株) |
市場 | 大証ヘラクレスグロース市場 |
上場日 | 10/10 |
公募価格 | 120,000円 |
連結PER(なければ単独) | 8.28倍 |
主幹事証券 | みずほインベスターズ |
公募売り出し総額 | 3.1億円 |
時価総額 | 13.8億円 |
初値予想レンジ | 18万円〜20万円 |
需給度合い(S〜D 5段階) | S |
注目度(S〜C 4段階) | B |
ブックビルディング参加推奨度(5段階) | ★★ |
短期ディーリング参加妙味度(5段階) | ★★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★ |
<コメント> 半導体製造装置、電子材料・機器、マリン・環境機器の仕入れ・販売が主な事業内容。 半導体製造装置事業では、パワー半導体(電力を制御する半導体デバイスで、コンピュータ・自動車・エアコンや冷蔵庫などの大型家電・産業用機器等に用いられる半導体)の製造プロセスの後工程(組立)で使用される半導体製造装置の輸入・販売。 電子材料・機器事業では、半導体や電子機器の製造及び液晶等の組立で使用される研究開発機器・検査機器・電子材料等の輸入・販売。 環境機器事業では、食品・化学・石油化学業界で使用される液体分離を目的とした装置の輸入・販売。 マリン事業では、舶用機器を国内メーカーとの販売提携や製造協定の下、造船会社や海上保安庁へ販売 上記の4事業を、半導体装置グループ、電子材料・機器グループ、マリン・環境機器グループの3グループに大別し営業展開を行っている。 今中間期(2007年5月)での売上構成比は、半導体装置グループ:67.8%、電子材料・機器グループ:15.1%、マリン・環境機器グループ:14.7%となっている。 今期計画(2007年11月期)では、売上高:28.4億円(前期比4.1%増)、経常利益:2.8億円(前期比14.7%増)を見込んでいるが、今中間期時点での進捗率は売上高で44.4%・経常利益で39.3%となっており、特に経常利益の進捗率は大幅に遅れていると言える。 また、半導体装置グループによる売上が全体の約7割を占めている事や、主要顧客3社への売上高の合計が全体の5割を超えている事など、主力事業・主要顧客の偏重が見られる事も懸念材料。 | |
<投資戦略> 同業他社ベースで考えると公募価格段階でほぼ妥当な株価と考えられる。 ただ、ここにきての新興市場の反発と、直近のIPOの野村マイクロ二クスの好発進を考えると、VC保有株がなく、公募売出しが3.1億と超小型の同社は、ディーリング銘柄として短期資金が流入する可能性がありそうだ。 しかしながら、IPO、新興市場ともにいまだ病み上がりの状況にあり、ファンダメンタルズからかけ離れた水準での投資については長くは続かないと見たほうがよさそうだ。 初値が公募価格プラス20%近辺であれば別だが、初値予想ラインでの投資はリスクが高そうだ。 |
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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。