野村マイクロ・サイエンス(株)(6254)


明日(10/5)にJASDAQ市場上場の野村マイクロ・サイエンス(株)(6254)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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野村マイクロ・サイエンス(株)(6254)
銘柄野村マイクロ・サイエンス(株)
市場JASDAQ市場
上場日10/5
公募価格1,800円
連結PER(なければ単独)15.45倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額39.0億円
時価総額177.3億円
初値予想レンジ2100円~2400円
需給度合い(S〜D 5段階)B
注目度(S〜C 4段階)A
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★★
<コメント
半導体及び液晶関連を中心に、超純水製造装置及び排水処理の設計・施工・販売を行う水処理装置事業が主力事業。水処理装置事業では他にも、納入した装置のメンテナンスや装置に付帯する各種消耗品(カートリッジフィルター等)の販売、水質分析の受託等も行っております。また、その他の事業として高純度薬品・配管材料等の販売を行っております。
超純水:通常はイオン類・有機物・生菌・微粒子等が水中に溶解しているが、これらを含まない極めて純度の高い水のこと。半導体の製造過程において必須である「洗浄工程」で主に使用される。
連結売上高全体の97.6%が水処理装置事業によるものであり、水処理装置事業の売上の内、約7割が水処理装置、約3割がメンテナンス等による売上となっております。
海外を中心に業績を伸ばしており、前期(2007年3月期)連結業績は、売上高:272.2億円(前期比47%増)、経常利益:18.9億円(前期比16.5%増)となっております。
水処理装置事業の売上が全体の97%を占めている事から、当社の業績も、主要顧客企業である半導体及び液晶関連業界の設備投資動向によって変動する可能性がある事や、大幅増となった売上高とは対照的に、前年の2億9千800万円あった為替差益の反動があるとはいえ、利益率がやや悪化している事は今後の注目点といえる。

<投資戦略>

超純水製造装置、水処理装置企業としては、オルガノ(6368)、栗田工業(6370)、辺りが同業他社として意識されそうだ。両社のPERは25倍から30倍。これを単純に同社株に当てはめると2900円〜3480円。今年後半のIPOの状況を見ても、タケエイ、NPC、チャイナボーチ、と環境関連企業の評価は高い。現在IPO市場では、初値の公募価格割れが6連続中ということもあり予断は許さないものの、新興市場の投資マインドもここにきて改善されてきていることから、同社の初値は買い気配からのスタートとなりそうだ。公募売出しは39億円とやや大型ではあるが、VC保有株も少なく、今夜のNY市場で大きな波乱がないかぎりは充分消化可能だと考えている。また、初値が予想ライン下限以下だとセカンダリー妙味も高まりそうだ。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。