アークランドサービス(3085)


8月30日にJASDAQ市場上場のアークランドサービス(3085)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


★会員サイト内、新情報追加のお知らせ
本日より、上場初日取引を終えた時点での株価動向及び株価水準を勘案した「短期ディーリング参加妙味度」と「中長期保有妙味度」の修正評価を追加で公開させて頂いております。

今後も投資家の皆様のお役に立てるよう、より良いサービスを提供していきますので、今後とも宜しくお願いいたします。


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アークランドサービス(株)(3085)
銘柄アークランドサービス(株)
市場JASDAQ市場
上場日8/30
公募価格20万円
連結PER(なければ単独)13.6倍
主幹事証券野村證券
公募売り出し総額12.0億円
時価総額49.1億円
初値予想レンジ19万円〜22万円
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)
中長期保有妙味度(5段階)★★

<コメント
とんかつ専門店「かつや」を中心とした飲食店及びフランチャイズ本部の経営が主な事業内容。
「かつや」を直接当社が運営する「かつや直営飲食事業」のほか、「かつや」FCの加盟店開発から加盟店へのスーパーバイジング、食材・店舗設備等の販売を行う「かつやFC事業」,「かつや」以外の業態(イタリアンカフェの「チェントペルチェント」や焼肉専門店の「赤大門」など)を当社が直接運営する「その他直営飲食事業」、その他の事業の計4事業を展開している。
店舗数は、6月30日時点で「かつや直接飲食事業」50店舗、「かつやFC事業」73店舗、「その他直営飲食事業」11店舗となっている。

2006年12月期の業績は、売上高:65.9億円(9.3%増)・経常利益:6.8億円(20.6%増)。売上高比率は、「かつや直営飲食事業」54.4%、「かつやFC事業」35.2%、その他直接飲食事業」5.8%、「その他事業」4.4%。
主力事業の「かつや」に次ぐ新規業態の開発等を積極的に行う計画ではあるが、依然「かつや」に依存する傾向からの脱却には至っておらず、食材の影響(BSE鳥インフルエンゼ等のような疫病の問題など)を大きく受ける可能性があることには留意したい。
売上高は60億円台で推移(2006年12月期は、前期比で9.3%増)しているが、経常利益は堅調に拡大(2006年12月期は、前期比で20.6%増)している。

<投資戦略>
過去4年間の業績の推移を見ても、売上高において増収が2期で減収が2期となっている。また増収率も一桁成長と成長力の弱さは否めない。同業他社と比較しての、同社の今期予想PER13.6倍(公募価格段階)には割安感があるものの、現在の不安定な株式市場の動向、及びIPO銘柄の上場後のセカンダリーの不振を考えると、上場後買い進まれる展開は予想しづらいところ。見送りが賢明と思われる。



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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。