幼児活動研究所(2152)


5月28日に大証HCG市場上場の幼児活動研究所(2152)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では上場初日分析から、最長で5日目までのテクニカル分析を行います。是非、ご参考ください。


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幼児活動研究会(株) (2152)
銘柄幼児活動研究会(株)
市場大証ヘラクレスグロース
上場日5/28
公募価格1,850円
連結PER(なければ単独)10.00倍
主幹事証券新光証券
公募売り出し総額4.0億
時価総額24.1億円
初値予想レンジ2500円〜2700円
需給度合い(S〜D 5段階)S
注目度(S〜C 4段階)A
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント>
幼児体育指導関連事業とコンサルティング関連事業の2事業がある。幼児体育指導関連事業が主要事業で売上高の約90%を占めている。幼児体育関連事業では①正課体育指導:幼稚園・保育園の時間内(正課)に行われる体育の授業のカリキュラム策定のアドバイスから、運動会等の構成企画、現場での直接指導などを行う。②課外体育指導:保育終了後(課外)の園施設を借用して、園児から卒園児の小学生低学年を対象としたスポーツクラブ等の運営。③イベント企画:課外体育活動の一環として、遠足・合宿等のイベントの企画。このほかに東京都認証保育所「こっこる(五反田)」と横浜保育室「こっこるTOTSUKA」の経営、幼稚園・保育園の職員の派遣も行っている。
コンサルティング関連事業では、幼稚園・保育園の経営コンサルティング・教育コンサルティング・運営指導・園職員の研修・コミュニケーション活動の企画及び印刷物の企画制作を行っている。
前期(2007/3)連結売上高:37.5億円(11.2%増)。経常利益:5.2億円(38.2%増)。
少子化が進む中、他園との差別化を図りたい幼稚園・保育園の対策や、運動不足が問題視されてきているという背景もあり、園・保護者の両面からのニーズに応える形でのビジネス展開を進めている。2期連続での増収増益を達成しており、経常利益に関しては2期連続で10%以上の増加となった。今期連結売上高(予想):40億。経常利益(予想):5.4億円を見込んでいる。

<投資戦略>
ビジネスモデルがユニークで少子化が逆に追い風となっているところがポイント。今後契約園数も順調に増えそうで、上場による知名度アップも後押ししそうだ。ここ数年、売上で安定的に1桁成長を維持しており、これが、上場することにより、今後、2桁成長への起爆剤となるかに期待したいところ。無借金経営で金融収支も安定していることも強み。公募価格段階では割安感も強く、公募売り出しが極めて少ないことも需給面から追い風になりそうだ。ただ、気をつける点は今年の4月、69名もの人員を採用しており、これが利益を圧迫する可能性がある。テレウェイブをはじめとして新興企業では、大量採用による人権費の増大が足を引っ張ることが多いためその点は留意しておきたい。したがってもし購入しても、第1Qの決算発表までには、一度売却してその動向を確認するのがベターと考えられる。いずれにしろ短期的にはディーリング対象となり、値動きの激しい展開となりそうだ。




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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。