パシフィックシステム

本日は、明日上場のIPO新規上場銘柄紹介 2銘柄を公開いたします。有料会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご参考ください。


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本日は、GCAの決算分析も当ブログにて公開しておりますので、是非ご覧下さい。


パシフィックシステム(株) (3847)
銘柄パシフィックシステム(株)
市場JASDAQ市場
上場日4/19
公募価格1900円
連結PER(なければ単独)10.61倍
主幹事証券みずほ証券
公募売り出し総額3.8億円
時価総額28.1億円
初値予想レンジ1900円〜2100円
需給度合い(S〜D 5段階)S
注目度(S〜C 4段階) C
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント>
システムインテグレーション、アウトソーシング(システム運営管理、データセンタ運営管理)、ソフトウェア開発(受託開発、パッケージソフト等)、画像処理システムの設計、開発等が事業内容。親会社は太平洋セメント(株)。親会社と情報サービス事業全般に亘る取引を行っている。2007年2月、「鉄鋼加工・卸売業コイルセンターシステム」の発売を開始。2006年3月期(連結)売上高:75.1億円(4.4%減)。経常利益:3.6億円(6.7%減)。2006年9月今期中間期(連結)、売上高:35.7億円、経常利益:1.3億円となっているが、後期巻き返しを図り、通期では売上高・経常利益ともに前年を上回るとしている。しかしながら全体には業績的には苦戦しているとのイメージを免れない。単独決算においては、2006/3期まで4期連続減収が続いており、投資家にとって成長イメージを描き辛いこともマイナス材料。今期も業績的達成への不安は残る。また、親会社が太平洋セメントなため、親子上場になることもネガティブ材料。
<投資戦略>
PERは、公募価格段階で10倍と割安感は見出せよう。また公募売り出しが4億弱と需給の良さが最大のプラス材料。しかしながら、全体に成長イメージに乏しく、前回、直近で親子上場となった、ODKの不振の連想が働くこともマイナスイメージ。よって、投資への参加は推奨はしない。