八千代銀行(8409)

本日のIPO新規上場銘柄紹介は、4月19日東証1部上場の八千代銀行(8409)です。
有料会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。
また、明日は注目の集まっているアイティメディア(2148)』の銘柄紹介も当ブログにて公開する予定ですので、是非ご参考ください。



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(株)八千代銀行(8409)
銘柄(株)八千代銀行
市場東証1部
上場日4/19
公募価格630000円
連結PER(なければ単独)9.20倍
主幹事証券野村証券
公募売り出し総額138.6億円
時価総額996.8億円
初値予想レンジ58万円〜65万円
需給度合い(S〜D 5段階)C
注目度(S〜C 4段階) B
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント>
銀行業を中心に、クレジットカード業務・信用保証業務などの、金融サービスを提供している。住友信託銀行の出資を受け入れ、投資信託販売や不動産仲介などの分野で資本・業務提携を結んでいる。連結2006年3月期は、売上高:489億円(2.5%増)。経常利益:127.6億円(135.5%増)となっている。
2006年9月中間期では、貸出金利息の減少・預金利息の増加が要因となり、売上高:238億円。経常利益:55.4億円となっており、2007年3月期決算では前年を下回る予想だが、負債の整理等も進んでおり、業績的には安定している。しかしながら特徴の少ない第2地方銀行で投資魅力には乏しいと考えられる。
<投資戦略>
東証1部上場となったことはポジティブ材料。しかし、同日の新規上場が他に3社あり、100億円を超える公開規模は最近では大きい部類に入るため需給はあまりよくない。直近銀行IPOあおぞら銀行の上場後のさえない動きも手控え傾向に拍車をかけそうだ。また、新BIS規制の導入により金融機関はより経営に厳しさが求められるようになる。その動向の不透明さが、今の銀行株の低迷の根底にあると見られ、同行も例外ではなさそうだ。バリュエーション的には、公募価格段階でほぼ妥当と考えられ積極的な参加は推奨しない。


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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。