ライジングブルIPO情報~南海化学(4040)

南海化学
銘柄  南海化学(4040)
市場 スタンダード
上場日 2023/4/20
公募価格(仮条件) 1,740円(1,660円~1,740円)
PER(仮条件PER) 4.5倍(4.3倍~4.5倍)
主幹事証券 SMBC日興
公募売出総額(仮条件時) 12.5億円(11.9億円~12.5億円)
時価総額(仮条件時) 40.5億円(38.6億円~40.5億円)
初値予想レンジ 1,800円~2,000円
需給度合(S~D ) A
注目度(S~C ) C
BB参加推奨度(5段階) ★★
短期参加妙味度(5段階) ★★★
中長期保有妙味度(5段階) ★★★
<事業内容>

苛性ソーダや次亜塩素酸ソーダなどの基礎化学品が主力。酢酸ナトリウム(食品用日持ち向上剤)やグルコサミンをはじめとする機能化学品、土壌殺菌剤のほか、各種塩なども製造・販売しています。成長事業として廃硫酸リサイクルにも取り組んでいます。

●基礎化学品

塩水の電気分解により生成される苛性ソーダを中心に、併産される塩素や水素を活用した各種製品を製造・販売。遠隔地への供給に適していないものが多く、関西地方を中心に供給しています。

●機能化学品

各種食品の日持ち向上剤として使用される酢酸ナトリウムなどの食品添加物やグルコサミンなどの健康食品、医薬・農薬・電子材料などの中間体を製造・販売しているほか、スルホン化やクロル化技術を活用した受託製造業務を行っています。原料メーカーや中間製品メーカーといった製造業を中心に提供。

●アグリ

農薬の一種である土壌殺菌剤として使用されているクロルピクリンを製造・販売しています。液剤タイプが主流だが、使用時の気化を抑制してより安全で簡単な錠剤タイプの普及活動に重点を置き、営業活動しています。

●環境リサイクル

石油精製業者などが出す廃硫酸を引き取り、硫酸を精製して各種メーカーへ販売しています。

●各種塩事業

オーストラリアやメキシコから輸入した原塩(天日塩)を、洗浄などの工程を経て塩を製造し、和歌山県南部の梅干し加工業者や食品メーカーなどに販売。また、融雪塩として道路を維持管理する団体などにも販売しています。

2022年3月期の連結売上高構成比は、基礎化学品50.5%、機能化学品11.2%、アグリ12.9%、環境リサイクル6.5%、各種塩事業18.9%。

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