アクセルマーク（3624） 281000円 ＋40000円
JPモルガンアセットマネジメントが、同社株を大量保有した報道をきっかけに動意づいている。それによると、発行済み株式数の5.22％にあたる1450株を取得した模様。
もともと直近IPOの中では評価が高かった銘柄だが、外資系ファンドの購入が明らかになったことにより、ファンダメンタルズ的な買い安心感も出てきているようで、4/2の高値、29万7000円を超えられるかどうかが目先のポイントになろう。テクニカル的にも妙味は増しているものの、明日高値を更新となれば5日移動平均線からの乖離も拡大しており、一時的に目標達成感が出ることも考えておきたい。
同銘柄の連想から、テックファーム（3625）、ビリングシステム（3623）、アールテック（4573）などの直近上場したIPO銘柄が大幅に上昇している。しかしながら、2番煎じ的なイメージが強く、アクセルマークが失速すれば、当然これらの銘柄もいち早く調整に入る可能性が高く、また、テクニカルの側面が強く上昇の持続にはやや疑問と考えておきたい。
また明日以降、もし日経平均が戻り高値を更新してきた場合は、物色の中心は金融、不動産を始めとする一部の主力株に移行する可能性が高く、その場合もIPO銘柄からの資金の逃げ足には充分注意しておく必要がありそうだ。
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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。
