明日(4月9日)に大証ヘラクレススタンダード市場上場のアールテック・ウエノ(4573)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。
当社ホームページはこちら
株式初心者のガイド役〜株式市場センター
アールテック・ウエノ(4573) | |
銘柄 | アールテック・ウエノ(4573) |
市場 | 大証ヘラクレススタンダード市場 |
上場日 | 4/9 |
公募価格 | 500,000円 |
連結PER(なければ単独) | 15.99倍 |
主幹事証券 | 三菱UFJ証券 |
公募売り出し総額 | 10.5億円 |
時価総額 | 247.9億円 |
初値予想レンジ | 45万円〜55万円 |
需給度合い(S〜D 5段階) | A |
注目度(S〜C 4段階) | B |
ブックビルディング参加推奨度(5段階) | ★★★ |
短期ディーリング参加妙味度(5段階) | ★★ |
中長期保有妙味度(5段階) | ★★ |
<コメント> 主に眼科分野を中心とした局所系疾患を医薬品の製造販売及び研究開発・研究開発支援サービスが主な事業内容。 医薬品の製造販売事業・医薬品の研究開発事業・医薬品の研究開発支援サービス事業の計3事業を展開しており、製造販売事業が主力事業。今期中間決算時点での売上高比率は、医薬品の製造販売事業:94.3%、医薬品の研究開発支援サービス事業:5.6%となっている。 医薬品の製造販売事業における主力製品は、緑内障及び高眼圧症の治療薬として平成6年に製造販売承認を得ている「レスキュラ点眼液」。国内においては平成16年より参天製薬(株)を通じて医療機関へ提供し、韓国・台湾においてはアステラス製薬(株)に販売を委託している。 また、競合薬の一つが販売中止勧告を受けた事で、慢性特発性便秘症(少なくとも3ヶ月以上便秘の状態が続く症状)の治療薬であるAmitizaカプセルの売上高が大きく伸長しており、当社の業績拡大にも貢献している。 今期(2008年3月期)業績見込みは、売上高:62.7億円(前期比19.9%増)、経常利益:25.6億円(前期比3.6%増)。今期第3四半期決算時点では、売上高:49.9億円(進捗率79.6%)、経常利益:24.7億円(進捗率96.4%)となっており、進捗率を見ると今期業績計画の達成は問題ない水準と言える。 既に来期の業績計画も発表しており、来期は売上高:72.0億円(今期業績見込比14.8%増)、経常利益:26.6億円(今期業績見込比3.8%増)の計画となっている。 | |
<投資戦略> 業態自体はさほど注目度も高くなく、フェーズ?以降の新薬案件もないため中期的な成長イメージが描きづらいのが難点。ただ、今期の業績の進捗率は順調に推移しており下方修正懸念は小さそうだ。 また、4月では唯一のIPOとなっており、今後約一ヶ月のIPO休閑期に入るため、IPOとしての希少性は高く、スケジュール的にも恵まれている案件といえよう。 直近のIPOが短期的に上昇したため初値動向に注目したい所だが、ファンダメンタルズ的に魅力が乏しいため多くを期待するのは難しそうだ。 基本的には公募価格割れの可能性が高いと考えているが、スケジュール的に恵まれていることを加味し公募価格近辺以上でのスタートもありえよう。しかし、その場合でも、いずれは、買いが続かないために公募価格割れ水準まで下落する可能性は高いとみている。 不透明要素が強く、見送りが懸命。 |
当社ホームページはこちら
株式初心者のガイド役〜株式市場センター
会員お申し込みはこちら(ホームページからも御登録頂けます)
日本株会員登録
厳選株式情報無料メールマガジン(まぐまぐ殿堂入りメルマガ)
IPO株式市場センター無料メルマガ登録画面へ
レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。