サイバーコム(3852)


明日(6/19)にJASDAQ市場上場のサイバーコム(株)(3852)の銘柄紹介を公開いたします。会員サイト内では、上場初日分析・二日目分析から最長で五日目までのテクニカル分析を行っております。是非、ご利用ください。


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サイバーコム(株) (3852)
銘柄サイバーコム(株)
市場JASDAQ市場
上場日6/19
公募価格1,900円
連結PER(なければ単独)9.89倍
主幹事証券大和証券SMBC
公募売り出し総額8.5億円
時価総額38.1億円
初値予想レンジ2300円〜2500円
需給度合い(S〜D 5段階)A
注目度(S〜C 4段階)B
ブックビルディング参加推奨度(5段階)★★★
短期ディーリング参加妙味度(5段階)★★★
中長期保有妙味度(5段階)★★
<コメント
当社は富士ソフト(9749)グループに属しており、同グループにおいて主に通信系分野のソフトウェア開発を行う企業として位置付けられております。ソフトウェア開発事業が主力事業で、他にテクニカルサービス事業・ITコンポーネント事業があり、計3事業を展開している。前期(2007年3月期)での売上構成比はソフトウェア開発事業:95%・テクニカルサービス事業:約4%・ITコンポーネント事業:約1%となっております。
ソフトウェア開発事業の中でも特に、携帯電話網における基地局・制御局等に関わるソフトウェアの開発・次世代ネットワークシステム(IPベースのネットワークを構築し、その上で電話やインターネット等のサービスを提供する事を目的としている。現在、KDDIが2008年までにIP化完了を、NTTグループが2010年前半までにIP化を行うことを目標にしている)における制御・管理ソフトウェアの開発を行う通信基盤分野が主力製品で、この通信機器分野だけで全体の売上の約60%を占めている。
親会社である富士ソフト株式会社に対する依存度が高く2005年3月期では60%を超える高い割合だったが、前期には31.9%となっており改善方向にあるといえる。但し、日本電気通信システムに対する売上高は年々増加しており、前期は売上高全体の27.5%(日本電気グループ全体では39.5%)となっており、実質、富士ソフト日本電気グループで売上の70%を占めている状態となっている。
近年、各企業の収益改善やIT化が進む社会情勢を背景に、情報化投資の需要は堅調に推移しており、前期売上高:84.5億円(21.3%増)。経常利益:5.7億円(18.6%増)と、大幅増収増益を続けている。
今期も引き続きソフトウェア開発事業を中心とした売上構成になりそうだが、今期のソフトウェア開発事業の売上予想は88.1億円(前期比9%増)と控えめな計画。対照的に、ソフトウェア開発事業に注力していた反動で売上が減少していたテクニカルサービス事業やITコンポーネント事業では大幅な増収を見込んでおり、今期全体での業績予想は、売上高:94.1億円・経常利益6.4億円を見込んでいる。


<投資戦略>
公募価格段階では割安感があり業績的にも安定成長が続いている。しかし富士ソフトの子会社ということもあり、また目新しさのないソフト会社という点は中長期投資の観点からの魅力には乏しいといえそうだ。ここにきて小粒のIPOが2社続けて人気になっていることから短期的には人気になりそうな案件。しかしながら週末には4社のIPOが控えており資金の逃げ足は速そうだ。



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レポートは情報の提供を目的とするものであり、個別銘柄の売却、購入など投資勧誘を目的とするものではありません。最終的な投資判断は、必ずお客様ご自身の判断と責任のもとで行ってください。